こんにちは! 住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。
いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます
このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。
プロ野球ソフトバンクホークスの内川選手が一軍の試合に復帰しました。
投球を右膝に受けて怪我をして一軍登録を抹消されていましたが、ようやく復帰しました。
みなさんは『ピッチャーが投げたボールが当たった!』『デッドボールでケガをした!』と聞くと、どのようなケガを想像しますか?
投球をモロに体のどこかに受けた場合に考えられる怪我は打撲による骨折、筋挫傷、筋挫滅などがあります。
挫滅は交通事故や災害など以外ではあまり起こることはありませんが、ほかの2つはいつ起こってもおかしくありません。
プロ野球選手の140キロを超える速さで、しかも硬式の硬いボールがモロに当たってしまうとなかなか無事では済まないでしょう。
打撲とは何かしらで体に直接外力が加わり、皮下組織や筋肉、骨を痛めてしまうことをいいます。
損傷が比較的表層の場合、『冷湿布貼ったら治った』『放っておいても治った』ということがほとんどですが、深層まで損傷していると長引くことがあります。
筋肉まで損傷が及んでいると筋挫傷とも言われ肉離れとは発症過程が違いますが似たような状態に。
骨まで損傷が及ぶと骨折と言われます。
ちなみに筋挫滅とは、交通事故などで筋肉が強い圧迫を受けて起こります。
強い圧迫を受けるとその部分の血液供給が断たれて壊死してしまう可能性があります。
またそれだけでは済まず、その部分を通らないと血液供給できない部分も壊死を起こしてしまいます。
これによりショック状態を起こして腎不全などの全身症状を起こしてしまうものを【挫滅症候群】や【クラッシュ・シンドローム】といいます。
また何らかの原因で圧迫がとれ、壊死した筋肉から急激に血液が流出することを再灌流といいます。
そのときにカリウムなどの成分が流出し、高カリウム血症などを起こしてしまうと心停止を起こして死に至るケースもあります。
挫滅は交通事故や災害などで2時間以上強い圧迫を受け続けると起こります。
阪神淡路大震災から注目されたもので、救出から治療を始めるまでの時間が明暗を左右すると言われています。
このように、筋挫滅は普段の生活ではまずないですが、他の2つはいつでも起こり得ます。
『ただの打撲』と思わず、痛みが強いようならしっかり処置することをオススメします。
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