大阪市・住之江区の鍼灸整骨院です。
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ゆう鍼灸院

膝痛

こんにちは! 住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。
いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます。  
このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。
腰痛で悩まれている方はたくさんの世の中。
日本人の10人に1人が腰痛持ちだと言われています。
腰痛には様々な原因がありますが、全てひっくるめると日本人の90%が一生に一度は腰痛を経験する…というデータもあるそうです。
当院にも腰痛で来院される患者さんが多数おられますが、当院に来院される患者さんの中でも腰痛に次いで多い【膝痛】について今回は紹介させていただきます。
膝痛で来院される患者さんは『膝が痛い』と来院されます。そこから当院で「膝のどの部分に痛みがあるのか?」「どの動きで痛いのか?」「どんなときに痛いのか?」を問診・検査で確認し、詳しく調べていきます。
膝関節の周りには靭帯や筋肉、関節や半月板など様々な組織が存在しているので、その中の「どの組織が原因で膝痛がでているのか」を的確に判断することが重要となります。
また年齢や職種、スポーツなどによって痛めやすいところが変わってくるので、それらも膝の状態を判断する大切な要因となってきます。
では膝の痛い場所によって疑う疾患を紹介していきます。
                 〜膝のお皿の上部の痛み〜
お皿の上の膝痛の場合、【大腿四頭筋腱炎(だいたいしとうきんけんえん】が疑われます。
大腿四頭筋という大きな筋肉が、骨盤や大腿骨(だいたいこつ)と呼ばれる太ももの骨から始まり、その筋肉に関わる靭帯が脛骨粗面(けいこつそめん)と呼ばれる膝のお皿の少し下にある骨の出っ張りにかけてついています。
大腿四頭筋は膝蓋骨の上で腱になり、その後膝蓋骨を包みます。
その腱の部分に負担がかかり、炎症が起こることによって痛みがでます。
主な原因は大腿四頭筋に疲労が蓄積されて柔軟性が失われ、腱の部分に負担がかかってしまうことによって大腿四頭筋腱炎になってしまいます。
スポーツや仕事などで歩いたり走ることが多い人は日頃からストレッチなどでケアし、予防することが大切です。
治療は炎症を抑え、大腿四頭筋の柔軟性を確保することを目的として行います。
いくら治療をしていても、日頃からどうしても負担がかかってしまう場合はその分治癒が遅れてしまうので安静にするのが理想ですが、みんながゆっくり休めるワケではありません。
安静にできない場合にはテーピングや包帯などで保護・固定をし、できるだけ負担を和らげることが重要です。
                    〜膝のお皿の痛み〜
膝のお皿の骨を膝蓋骨(しつがいこつ)といいます。
膝を曲げた状態になると体から最も出っ張る部分となるので、転ぶときに地面に膝からついたり、ぶつけやすくなります。
そんな状態で転んだとき、膝蓋骨が【骨折】を起こしてしまうことがあります。
地面に強くぶつけることによって、直接的な力が膝蓋骨に働いて骨折してしまいますが、稀に膝蓋骨に付着している大腿四頭筋の収縮力で骨折することがあります。
大腿四頭筋が急激に収縮し、膝蓋骨が引っ張られることによって上下真っ二つに割れて骨折を起こしてしまうます。その骨折を横骨折といいます。
また、膝蓋骨を直接地面にぶつけて、骨折とまではいかなくても【打撲】を起こしてしまいます。
骨折はもちろん、程度にもよりますが打撲の場合でもしっかりアイシングで患部を冷やして固定をすることが重要です。
でも、『ぶつけた覚えがないし、骨折でもなさそうなのに、膝のお皿が痛い。』というときそんな場合は【膝蓋前滑液包炎(しつがいぜんかつえきほうえん)】かもしれません。
膝蓋前滑液包炎、または膝蓋粘液腫(しつがいねんえきしゅ)とも言われ膝蓋骨上に腫れや痛みを生じる疾患です。
膝蓋前滑液包とは皮膚と膝蓋骨の間に存在する組織で乳幼児期に発達し、それ以降は摩擦を軽減したり膝関節の可動範囲を最大にするためにの働きをします。
稀に細菌の感染によって起こる膝蓋前滑液包炎もありますが、ほとんど子どもや免疫の弱った人にしか起こりません。
基本的には非細菌性で、頻繁に膝を曲げた姿勢をとる人に多く起こりやすいため、別名「女中ひざ」とも言われています。
                      〜お皿の下の痛み〜
スポーツをしている方が膝痛で来院されたとき、高頻度で痛みがあるのが膝蓋骨の下です。
膝蓋骨の少し下にはポコっと骨が出っ張った部分があり、ここを脛骨粗面(けいこつそめん)といいます。
この脛骨粗面には膝蓋骨靭帯(しつがいじんたい)という、大腿四頭筋と深く関係している靭帯がついており、大腿四頭筋が緊張して膝蓋骨が頭側に引っ張られると膝蓋靭帯も引っ張られる力がかかります。
それによって、膝蓋靭帯に炎症が起こって痛みがでたものを【膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)】といい、【ジャンパーズ・ニー】と呼ばれることもあります。
同じ原因で膝蓋靭帯の付け根である脛骨粗面に負荷がかかって炎症が起きたものを【オスグッド・シュラッター病】といい、一般的には【オスグッド病】と呼ばれます。
ジャンプ動作やボールを蹴る動作が多く、大腿四頭筋が緊張を起こすことによってなりやすい疾患です。
サッカーやバスケットをしている方がかかりやすく、当院に来られる患者さんもそれらのスポーツをしている方が多いです。
骨が成長過程にあり、しっかり出来ていない中学生くらいまでの時期にはオスグッド病。それ以降の骨が成長しきった時期には膝蓋靭帯炎にかかりやすい傾向がありますが、必ずしもそうとは限りません。
治療としては大腿四頭筋の筋緊張を緩め、患部の炎症をとっていきます。
スポーツをしていると『痛いけど、試合だから休めない。』『今休むとレギュラーからはずされる。』と、どうしても痛みのある状態で続けないといけない患者さんが多くおられます。
本当はしっかり治るまで安静にするのがベストですが、、、。
そんな患者さんにはテーピングなどで患部を保護し、できるだけ負担のかからない状態にして競技を続けてもらうことも少なくありません。
                  〜お皿の内側の痛み〜
スポーツをしていてもしていなくても、膝痛で一番多いのが「お皿の内側の痛み」で来院される患者さんです。その中でも有名な疾患が【変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)】です。
【膝OA】という言い方もされます。
OAとはOsteoarthritisの略で骨関節炎という意味があり、一般的に変形性関節症のことを指します。
膝OAは女性が男性の4倍、また高齢になるほど発症率が高くなる疾患。
感染症や半月板損傷の後遺症でなることもありますが、関節の老化や肥満・遺伝的な要素によって関節軟骨がすり減って起こることが主とされています。
特徴として、動き始めの膝痛と階段昇降時の膝痛があります。
動き始めや階段昇降時は、膝に体重の3倍前後の負荷がかかるので痛みが出やすくなります。
症状が悪化すると、歩行時に痛みがでて歩行困難になったり、もっと酷くなると安静時にも膝痛がでて膝が完全に伸びなくなります。
スポーツでお皿の内側が痛くなる場合、多くは2つの疾患の内どちらかになります。
一つは【内側半月板(ないそくはんげつばん)損傷】、もう一つは【内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)損傷】です。
半月板とは膝関節を構成する大腿骨と脛骨(けいこつ:スネの骨)の間にある軟骨様の板のことで、Cのような形をしていることからそう呼ばれています。
この半月板は膝関節の衝撃を緩和するクッションの役割と膝関節を安定させるスタビライザーの役割を行っている重要な組織です。
スポーツで痛めるときは、膝に体重がかかった状態で捻りが加わると損傷しやすくなります。
バスケットなどの競技でのジャンプ後の着地時や急激なターンを行う時などに痛めることが多いです。
この【半月板】を損傷すると、膝関節の曲げ伸ばし時に痛みや引っかかりを感じます。
ひどい場合関節内に水が溜まったり、ロッキングという膝が急に動かなくなる現象が起こることもあります。
【内側側副靱帯】は膝関節の内側面にある靭帯で、大腿骨と脛骨を繋いでいます。
ちなみに膝関節の外側には大腿骨と腓骨(ひこつ:スネの外側にある骨)を繋ぐ外側側副靱帯
(がいそくそくふくじんたい)という靭帯もあります。
内側側副靱帯も内側半月板と同様に、膝に体重がかかった状態で捻りが加わると損傷しやすくなります。
また、ラグビーなどのコンタクトスポーツで膝に外側から強力な外力がかかり、膝関節が内側へ強制的に入ると損傷してしまいます。
また、膝関節内にある前十字靭帯靭帯(ぜんじゅうじじんたい)と内側半月板、内側側副靱帯を同時に損傷してしまうものを『不幸の三兆候』といい、スポーツを続行するには絶望的な状態になってしまうこともあるので、日頃からケアを怠らないように注意が必要です。
                     〜その他の膝痛〜
骨盤から始まって太ももこ前側を通る鵞足(がそく)と呼ばれる筋肉があります。
この鵞足は骨盤の腸骨から始まる縫工筋(ほうこうきん)、恥骨から始まる薄筋(はっきん)、坐骨から始まる半腱様筋(はんけんようきん)を合わせた呼び方で、最終的には脛骨粗面の内側に着く筋肉。
この筋肉が過緊張を起こすと、脛骨粗面の内側に炎症が起こり、痛みがでます。
その状態を【鵞足炎(がそくえん)】といいます。
鵞足炎も筋緊張を緩め、炎症をとっていく治療を行います。自宅でもアイシングで患部を冷やすことを行うと炎症が早く治ります。
膝とは少し違いますが足首の内くるぶしから少し上、内スネの骨際に痛みがでることがありますが、その状態を【シンスプリント】といいます。『そんなとこに関節もないし、大きな筋肉もないし、何が原因?』と思ってしまいますが、脚には大切な筋肉がたくさん存在します。
ヒトは普段の生活で歩く時、走る時、ジャンプ、着地など、様々な動きをします。
それらの動きは足首が複雑に動くことで行えるのです。その足首を複雑に動かしているのは全て筋肉です。なので、脚、足首周りにはたくさんの筋肉が必要なのです。
シンスプリントは後脛骨筋(こうけいこつきん)などの筋肉が緊張を起こすことによって内スネの骨膜に炎症を起こしてしまう疾患。
治療は筋肉の緊張を緩めて炎症を抑えていきますが、それだけでは再発してしまうこともあります。
シンスプリントは陸上選手など、走ることが多い方に起こりやすいのですが、ただ『走ることが多いから筋肉に負担がかかって、、、』だけが原因ではないことがあります。
それは『Knee in Toe out(ニーイン・トゥーアウト)』。これは走っているとき足を着地した際、膝が内側に入りつま先が外側に向いている状態のことを指します。
この状態になるとシンスプリントを起こしやすい内スネへ荷重がかかりシンスプリントを起こしてしまうことがあるのです。
走り方が悪い状態では治療をして一度治っても、またすぐに再発してしまいます。
何回も再発してしまう方は、治療だけでなく走るフォームを意識してみてもいいかもしれません。
膝周りには紹介したもの以外にもたくさんの組織があります。
膝関節は本来曲げ伸ばししかできない関節なのに対して、スポーツなどで捻ったり横の動きが加わるとダイレクトに靭帯、関節、筋肉へ負荷がかかってしまいます。
痛めると歩くのも困難になってしまうので、日頃からのケアを大切にしてください。
もし違和感や痛みがあるようなら、すぐに受診することをオススメします。
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