こんにちは!
住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。
いつも当院のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。
当院にはスポーツをされている患者さんも多く来院されますが、競技は様々です。
もちろん野球もそのうちの一つで、一番年齢層が広い競技です。
なので70歳を超えた方〜小学生の患者さんまで日々来院されます。
野球をしている、またはしていた方。
今まで治療はどうされていましたか?
肩や肘を痛めて治療に通ったとき、『痛い部分だけを治療してもらって終わり』ということはありませんでしたか?
もちろん痛い部分を治療するのは一番大切です。しかし、『なぜその部分が痛くなるか』を知ることが重要なことなのです。そこを意識して治療していかないと、一旦治癒してもまたすぐに再発してしまうことになります。
一番多いケースでは投球フォームに問題がある場合です。投げ方によって患部に余計な負荷がかかっていると、一度痛みが引いても負荷が減るワケではないので再発してしまいます。
『じゃあフォームを修正したら問題ない』と思うかもしれませんが、これが難しいのです。
それはなぜかというと、、、
投球動作中には体の様々な筋肉が働いています。
筋肉が働くということは筋肉が伸び縮みしているということです。正しいフォームで投げるとなると上半身だけではなく、下半身の筋肉も意識しなければなりません。
しかし、その時に働く筋肉が正常でない限りその投球フォームで投げることが困難になってしまいます。
筋肉には拮抗筋と呼ばれるものがあります。
縮んで緊張する筋肉があれば、その反対の筋肉は緩んで伸びなければなりません。
例えば腕を上げるとき。
腕を上げようとする筋肉が緊張するとき、腕を下げようとする筋肉も緊張したままだと十分に腕を上げることができません。
それを無理矢理上げると、筋肉を痛めてしまうかどこか別のところに負担がかかってしまいます。
腕を下げようとする筋肉が過緊張を起こして常に柔軟性がない場合は余計にです。
その拮抗筋の柔軟性を確保してあげることによって投球時の負担が少なく、よりスムーズに行えるようになります。
当院では患部の治療だけでなく、投球フォームの改善や正しいフォームをつくるための処置もしていきます。
中には『とりあえず今の痛みが取れればいい』という患者さんもおられます。
そんな患者さんには無理にフォーム改善のメニューを行ったりはしません。
しかし、投球フォームが再発に大きく関わってくることは確かです。
痛み治りにくい、または再発しやすい方はいつでもご相談ください。