様々な忍術を駆使しつつ、時には凪に乗って大空を舞う
これは時代劇や漫画でかなり脚色された忍者の姿ですが
最近の研究でも身体能力が優れているだけでなく、動植物や化学・人間の身体についてまで当時の最先端の知識をもっていた特殊な存在だったということがわかってきました
忍者の鍛錬には『1日160キロ走る』や
『断食を繰り返して空腹に耐えるように』など普通には行えないような修行がある中、現代に生きる私達が参考にできそうなものは【食事】です
その一
雑穀やイモ類を主食に、豆腐・味噌・野
菜などをバランスよく食べる
忍者は身体が大きくなって目立つことを避
けるため、スマートな体型を維持する必要があった
その二
黒い食べものや木の実などをよく食べる
『生命力を活性化させる』として、黒米や
黒大豆、黒ゴマなど黒い食べ物
木の実の栄養価が高いことを知っていたよ
うで、松の実やクワ、クリなどの木の実も好んで食べていた
その三
お酒やたばこなど、ニオイのあるものは
禁止
忍び込んだ時にニオイで察知されないよう
に、酒やタバコは禁止
忍びこむ前はニンニクやニラなども食べなかった
記録では菜食主義に徹することで「第六
感」を鍛えようとするなど【食事】には注意を払っていました
その他にも洗濯や入浴も入念にしていたそうです
身体を動かし、バランスのいい食事を心が
け、酒やタバコは控え、身の回りを清潔に保つ
時代は変わり当時とは目的も変わりますが
忍者に学ぶことで【健康の術】が得とくできるのではないでしょうか