シンスプリントとは脛骨の骨膜炎のことです
脛骨とはスネの内側の骨のこと。
骨の表面は骨膜という膜で覆われています。
そのスネの内側の骨の膜で炎症を起こしている状態です
原因として
- 足の筋肉の過緊張
- 足底アーチの崩れ
- ニーイン・トゥーアウトでの重心による負担
などが挙げられます。
脛骨の内側には後脛骨筋という筋肉がついていて、その筋肉が過緊張すると骨膜と擦れて炎症が起こってしまいます
足の裏には縦アーチと横アーチがあります
この2つのアーチによって、足を地面についたときの衝撃や体重が分散されて足への負担を軽くするのですが、そのアーチが崩れると衝撃や体重が分散されず負担がかかってしまいます。
ニーイン・トゥーアウトとは、足を地面についたときに膝が内側に入り、つま先が外側へ向いている状態です
この状態になると脛骨の下1/3のところに負担がかかってしまいます
それだけでなく、膝の関節も捻れてしまうので膝の疾患にも繋がるので注意が必要です
このシンスプリントは、ひどくなると疲労骨折に繋がるともいわれているので
早めの治療が重要になってきます