4月も終わりに近付き、花粉の季節もあと少しで落ち着く頃になってきましたが
まだまだくしゃみ・鼻水・鼻づまりで悩まれている方が多いです
花粉を出来るだけ体内に入れないことも重要ですが
栄養バランスの崩れや、加工品・ファストフードなどに偏った食事、生活習慣の乱れは花粉症やアレルギーの症状を悪化させてしまいます。花粉症対策としてだけでなく、日々の健康づくりのためにも、ぜひ一度見直しをしてみましょう。
肉や揚げ物などの食べ過ぎに注意!
近年、低炭水化物ダイエットなどの流行もあり、ごはんなどの主食を減らして、肉などのおかずを多く食べる人が増えています。
しかし、たんぱく質や脂質の摂りすぎは、消化に負担をかけて腸内環境を悪化させたり、体の免疫が過剰反応をおこしたりする原因になります。
また、揚げ物やマーガリン、マヨネーズなどの油に多く含まれるリノール酸は、摂りすぎると炎症を促進します。食事はバランスを大事にし、油脂類は1日当たり大さじ1杯程度を目安にしましょう。
おかずも肉類ばかりに偏らず、魚など様々な種類のおかずをとりいれましょう。
お酒の飲み過ぎや喫煙は悪化の元
健康に害があることはよく耳にすると思いますが、アルコールやタバコは、喉や鼻の粘膜を刺激し、活性酸素を増やして花粉症の症状を悪化させてしまいます。
赤ワインはポリフェノールを含むため、花粉症対策で飲まれている方もいるかもしれませんが、あくまで量には注意しましょう。
外食やインスタント食品ばかりはやめましょう
食事バランスの乱れや、外食やインスタント食品、ファストフードでは身体に必要なビタミンやミネラルが不足しがちになってしまいます。
特に免疫機能を正常に維持するビタミンB6や亜鉛、
抗酸化作用を持ち炎症を抑えるビタミンA・C・Eなどは積極的に摂りいれるといいです
外食では、単品での注文はできるだけ避けて、定食スタイルやサラダセット、小鉢のセットなどを選んだり、野菜増量のメニューを選ぶのがおすすめです。
砂糖の摂りすぎに注意!
東洋医学では、砂糖の摂りすぎは身体を冷やし、血行を悪くして炎症を悪化させると考えられています。甘いお菓子やジュースなどの砂糖がたくさん入っているものは控えめにし、温かいお茶など身体を温める食品を摂りましょう。
花粉症がひどい方は一度食事の面も意識してみてもいいかもしれません