プロ野球、西武ライオンズの木村昇吾内野手が右膝前十字靭帯の再建手術を受けて成功したそうです
前十字靭帯とは膝を安定させるために重要な靱帯で断裂をすると、特にスポーツ選手は手術が必要になってきます
そして手術後のリハビリも重要になってくる疾患です
前十字靭帯とは大腿骨(太ももの骨)と脛骨(スネの骨)を繋ぎとめておくのに必要な靱帯の一つです
靱帯がないと脛骨の上に大腿骨が乗っかっているだけなので簡単にズレてしまいます
前十字靭帯は脛骨が前にズレるのを止める役割、膝の回旋を止める役割があります
よってこの靱帯が損傷していると膝くずれやな半月板の損傷に繋がったり、軟骨を傷つけます
これが長年続くと比較的早く変形性関節症になるといわれており
スポーツ選手にとっては致命的となってしまいます
急激なストップ動作、ターン、ジャンプ着地時にバランスを崩したりで
ニーイン・トゥーアウト(膝が内側に入り、つま先が外側へ向いた状態)で受傷しやすいので注意が必要です