こんにちは!
住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。
いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます。
このブログでは当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。
【超音波】と聞くとコウモリやイルカに関連した話を思い出します。
身近なところでは、妊婦の方が検診や内臓を検査する際に病院で行われる超音波検査がありますが
しこの超音波は検査だけでなく治療にも使われています。
超音波と聞くと『音』のイメージがありますが、音が伝わるのは空気が振動しているからです。
その振動のサイクルが早すぎて人間の耳には聞こえない音を【超音波】と言います。
この超音波は光のように直進し、ぶつかる材質によって通り抜けたり跳ね返ったりします。
そしてその性質を活かして治療に用いているのが【超音波治療器】というワケです。
では、超音波治療は何がどう良いのでしょうか。
超音波治療器の大きな特徴は、『皮膚から数㎝の深い場所まで届くこと』
例えば硬くなっている筋肉を緩めるとき、マッサージで緩めようとしても皮膚・皮下組織と筋肉へ届くまでに少し深さがあります。そこを指でいくら押しても直接筋肉には届きません。
しかし超音波は深さがだいたい5㎝程度まで届くと言われており、筋肉に直接アプローチすることができます。マッサージも筋肉は緩んでいきますが、超音波はより効果的に筋肉を緩れる機械なのです。
超音波治療器の効果は大きく2つあります。
『血管拡張効果』と『ミクロマッサージ効果』です。
例えば、血流が悪くなることによって起こる肩こり。
筋肉が収縮したままの状態になって毛細血管を圧迫して血流が停滞します。
その結果細胞からの老廃物の排出がうまくできなくなり、疲労物質が筋肉に溜まってしまいます。
患部に超音波を当て、血管拡張を促すことで血流を確保して症状を和らげます。
まだ神経組織への作用で坐骨神経痛などの神経症状や、細胞レベルのミクロマッサージ効果もあるため捻挫や肉離れ・関節炎などにも効果があります。