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ゆう鍼灸院

腰椎分離症・すべり症

こんにちは! 住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。

いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます。   このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。

 

 

 

『脚がしびれる』、『お尻から脚にかけてだるい』、『ビリビリする』など、いわゆる坐骨神経痛(ざ-こつ-しん-けい-つう)と呼ばれる症状がでる疾患には腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、梨状筋症候群(り-じょう-きん-しょう-こう-ぐん)がありますが、今回紹介する【腰椎すべり症】も坐骨神経痛がでる代表的な疾患の一つです。

〜そもそも坐骨神経痛とは〜
『病院で坐骨神経痛と診断された』、『坐骨神経痛ってどんな病気?』と言われることがよくあります。実はこれ、よくある勘違いなのですが、坐骨神経痛という疾患はありません。
『坐骨神経痛が原因で脚に症状がでている。』のではなく、『何かしらの原因で坐骨神経痛という症状がでている。』ということです。
少しややこしい話で「そこまで変わらない」と思われるかもしれませんが、治療方針に大きく違いがでてきます。
『坐骨神経痛が原因で脚に症状がでている。』と考えている場合、もしかしたら症状がでている脚にばかり治療をしてしまうかもしれません。専門的な知識がある場合はまずそんなことはありませんが、例えば「家で温めてくださいね」と言われた場合、症状がでている脚ばかり温めてしまうかもしれません。
しかし、坐骨神経痛の原因は腰もしくはお尻にあることが大半なので一番の原因となっている部分は放置してしまうことになります。
しかし『何かしらの原因で坐骨神経痛という症状がでている。』と考えている場合、症状がでている脚だけでなく、腰やお尻にも視点を向けて処置していける結果、効果的に治療をしていけるということになります。
少しの考え方の違いですが、結果的に大きく変わってくるので、知っていて損はありません。
簡潔にいうと『坐骨神経痛は疾患名ではなく、症状の一つ』ということです。
〜脊椎とは〜
【腰椎分離症(よう-つい-ぶん-り-しょう)】と【腰椎すべり症】を語る上で、大前提で知っておかないいけないのが脊椎(せき-つい)です。
一般的にいわれる背骨のことを『脊椎(せき-つい)』といいます。この脊椎は『無脊椎動物』と呼ばれる生き物以外の、『脊椎動物』と呼ばれる生き物であるヒトや犬や猫などの動物に存在します。
『背骨』と聞くと、『一本の長い骨が体の中心に立っている』と思っている方がおられます。
しかし、それは大きな間違いです。
もし背骨が一本の骨だとすると、体を曲げたり反ったり、するとボキッっと折れてしまいます。
「柔らかいから折れないんじゃないの?」と思うかもしれません。でももし背骨が柔らかいとヒトは真っ直ぐ直立することができません。
では、背骨はどうなっているか。
背骨、脊椎は
首の部分である『頚椎(けい-つい)』
胸の部分である『胸椎(きょう-つい)』
腰の部分である『腰椎』
腰椎の下で骨盤の部分にある『仙椎(せん-つい)
一番下の尾てい骨と呼ばれる『尾椎(び-つい)』
の5つに分類されます。
さらにそれぞれの脊椎は1つずつではなく、通常全部で26〜34個と言われています。
その内訳は
頚椎が7、胸椎が12、腰椎が5、仙椎が5、尾椎が3〜5つとなります。
仙椎は5つですが、この5つは全てひっついており、『仙骨(せん-こつ)』と呼んで1つに数えられることもあります。
尾椎も3〜5つが癒合されて『尾骨』と1つとして数えられることが多いです。
仙骨と尾骨をそれぞれ1つとして数えた場合には脊椎は合計26こ。
仙椎が5つ、尾椎も5つとして数えた場合には脊椎の合計が34ことなるワケです。
稀に先天的に頚椎が8つあったり腰椎が6つあったりする人もいますが、基本的には上記の数字が脊椎の数となっています。
そして、この脊椎を1こ単位の骨を『椎骨(つい-こつ)と呼びます。
脊椎は1つ1つの椎骨が積み木のように積み重なってたっています。
積み木を上に34こ乗せていく場合、動かさないように慎重にゆっくり乗せ、振動を与えないようにしないとガラガラガラッと崩れてしまいます。
でも人や動物が歩いたり走ったりしたくらいでは、背骨がガラガラ崩れて倒れてしまうことはありません。
何故積み木のように積み重なっている背骨が崩れないのか。
それは積み木とは違って脊椎の周りには靭帯や筋肉などの組織が存在し、それらの組織が脊椎を支えているからです。
〜椎骨の構造〜
椎骨の前側は楕円形のような形をした「椎体(つい-たい)」、後ろ側は弓のような形をしているので「椎弓(つい-きゅう)」と呼びます。
椎体と椎弓の間に「椎孔(つい-こう)」と呼ばれる穴があり、椎骨が連なって椎孔も連なるとその穴がトンネルになり「脊柱管(せい-ちゅう-かん)」と呼ばれ、中には脊髄が通ります。
椎体と椎体の間には『関節円板』や『椎間板』と呼ばれる椎弓には上下の椎骨との関節面があり、
「上関節突起(じょう-かん-せつ-とっ-き)」「下関節突起」 、横に伸びる「横突起(おう-とっ-き)」、後ろに伸びる「棘突起(きょく-とっ-き)」と呼ばれる突起が存在します。
ちなみに、普段身体の表面から触れている背骨はこの椎弓にある棘突起です。
ここまでで、脊椎についてある程度知ってもらえたかと思います。
ここからが今回の【腰椎分離症】と【腰椎すべり症】の話です。
〜腰椎分離症とは〜
ほとんどの場合、まだ体が出来上がっていない学生頃に、ジャンプや腰の回旋を頻繁に行うことで腰椎の後方部分に亀裂が入って起こります。「ケガ」のように1回の外力で起こるわけではなく、スポーツなどで繰り返し腰椎をそらしたり回したりすることで起こります。疲労骨折に似た状態です。一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっていると言われています。
分離症自体は10代で起こりますが、それが原因となってその後徐々に【分離すべり症】に進行していく場合があります
〜腰椎すべり症とは〜
腰椎すべり症とは、積み木のように連なる腰椎が、名前の通り前方へ滑って出てしまうことで坐骨神経痛などの様々な症状を引き起こす疾患です。
椎骨の前方にある「椎体」と後方にある「椎弓」とが分離してしまった状態の【腰椎分離症】になってこの状態で放置されてしまうと、分離した部分の腰椎の安定性が失われ、上下の骨にずれ(すべり)が生じてしまいます。
このように、根本に腰椎分離症があり、その結果腰椎すべり症に移行してしまった状態を「腰椎分離すべり症」と言います。
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腰椎が前方へ滑りだして正常な状態からズレてしまうと、脊髄が通っている脊柱管もズレてしまいます。その結果、トンネルのような形状をしている脊柱管が狭窄されてしまい、脊髄や馬尾が圧迫されて症状がでてきます。
腰椎分離すべり症はすべりの程度によりますが、主な症状に腰痛と【間欠性跛行】があります。
間欠性跛行とは、しばらく歩くと脚に痛みやシビレがでて歩くことが困難になってきます。しかし少し休むとまた歩けるようになる、そんな状態のことをいいます。
例えば『最寄駅から職場まで休憩なしでは歩けない。』『買い物のときにスーパーを一周まわれない。』『バス停の1区間を歩くのに何度も休む。』『家事をするときに長時間立っていられない。』『旅行で歩いていると、よくみんなを待たせてしまう。』などが挙げられます。
間欠性跛行には【腰椎すべり症】や【腰部脊柱管狭窄症】のように神経が原因のものと、【閉塞性動脈硬化症】のような血管が原因のものと2つに分けられます。
神経と血管のどちらが原因でも、基本的に歩くと脚に痛みやシビレがでてくるという点は同じです。しかし、この2つには大きな違う点が存在あります。それは『姿勢』です。
血管が原因で間欠性跛行が出た場合、休む時の姿勢は関係ありません。歩くのをやめて休めば症状はよくなります。ところが神経が原因で間欠性跛行が出ている場合、立って休んでいても足の痛みやしびれはあまりとれません。たいていの場合、休むときにはベンチに腰掛けたり、しゃがみ込んだりと、腰が前かがみの状態で休んでいることが多いはずです。
これは体を前かがみにすることで脊柱管での脊髄の圧迫が軽減されるからです。
また、主に歩行で間欠性跛行がでてくるワケですが自転車を漕いでいると症状がでてくることはほとんどありません。自転車に乗っているときの姿勢は座っている時に近い姿勢になります。ほとんどの自転車は乗っているとき腰が前かがみになります。その結果間欠性跛行はでてきません。これが神経が原因による間欠性跛行の特徴です。
ほかにも手押し車(シルバーカー)を押しているときにも間欠性跛行はでにくい姿勢になっています。
腰が痛いとき、どうしても腰を後ろに反ると気持ちいいのでしてしまいがちです。
ただ単に腰が疲れた時、だるい時はいいかもしれませんが、【腰椎分離症】【腰椎すべり症】がある方は要注意です。
腰椎すべり症は椎体が前方へ滑り出ている状態にありますが、腰を後ろへ反ることによって余計に、椎体に前方へ押し出される力が働きます。
これによって腰椎分離症がすべり症に移行したり、腰椎すべり症が悪化したりしてしまいます。
〜治療〜
【腰椎分離すべり症】の治療ですが、腰痛があるからといって安易に強烈なマッサージを受けてしまうと悪化する恐れがあります。
椎体が前方へ押し出されて症状がでているものに対して、うつ伏せでその部分を押してしまうと、余計に前方へ押し出されてしまいます。
当院では、鍼灸治療や超音波・レーザー治療、整体治療を行いながら症状の改善を目指していきます。
前方へ滑り出している椎体を完全に元の位置に戻すことは手術をしないとできません。
しかし、症状を改善させていくことは十分できます。
当院にも今までに腰椎分離すべり症の患者さんが何人も来院されています。
『近くのスーパーまで歩けなかったのが、普通に買い物できるようになった。』
『脚が痛くなるから出掛けれなかったのが、友達と旅行に行けるようになった。』
『最寄駅から職場まで休憩なしで行けるようになった。』
など色んな声をいただいています。
お悩みの方は一度ご相談ください。
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