こんにちは!
住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。 いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます。
このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。
この雨が明けるとどんどん暑くなってきて、本格的に夏がはじまります。
そんな暑い時期に注意が必要なのが食中毒。
これからは特に【O157(腸管出血性大腸菌)】。
大腸菌の一種ですが、ベロ毒素という強い毒をもっています。
免疫力が低い乳幼児や高齢者が感染すると重症となる場合もありますが、食中毒予防3原則を徹底することで防ぐことができます。
O157は動物の腸内に生息しており、これまでに原因食品として特定・推定されたのは「牛レバ刺し」「ハンバーグ」「サラダ」など様々な食品から見つかっています。加熱や消毒が不十分な食材や感染した飲料水、家庭内での二次感染によって広がる場合もあります。
そんな食中毒の予防3原則は
【つけない】【増やさない】【やっつける】です。
手や物を洗浄し清潔にすることで菌を『つけない』ようにすることが最も大切です。菌がいなければ増える心配もありません。
飲食物は冷蔵庫など低温で保管すると、できるだけ『増やさない』ようにできます。しかし、全く増えないワケではありません。
調理の際に加熱・殺菌をして菌を『やっつける』とリスクが下がります。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安です。
上記の3原則を徹底することで感染のリスクはかなり下がります。
もしかかってしまったら、、、
O157に感染した場合、潜伏期間は3〜8日。
水様性の下痢と激しい腹痛や血便がみられます。
抵抗力の弱い乳幼児や高齢者の場合は合併症の発症など重症化することもありますが、全く症状がなく軽い腹痛と下痢で終わることもあるようです。
対処法は安静にして水分補給、消化のよい食事をとることですが、自己判断での薬の服用は禁物です。
数年前家族で食中毒にかかって、一人だけ下痢止めをのんだ人だけが亡くなったケースもあります。
下痢はツライですが、薬で無理矢理止めてしまうと菌が出なくなって状態が悪化する場合もあるので病院にいって医師の指示に従うのが一番安心です。
すでに菌の繁殖しやすい時期が始まっているので気をつけてください。
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