また季節の変わり目がやってきました
いつもそうですが、この時期はギックリ腰で来院される患者さんがかなり増えます
夏前になると今よりももっと増えることが予想できます
ギックリ腰とは【急性腰痛】をすべてひっくるめた言い方なので、原因・腰の状態は様々です
筋肉の疲労による腰痛
『何をしたワケでもないのに、急に腰が痛くなった』と来院される患者さんがおられます
例えば椅子から立つときに腰が痛くなった場合
「椅子から立つ」行為が原因というワケでなく、これはただ単にキッカケにすぎません
もしこの動き自体が原因となると、普段、腰を痛めながらじゃないと椅子から立ち上がることができないことになってしまいます
この場合は日常生活での筋肉の疲労が蓄積され、それが今回またまた椅子から立ち上がるのをキッカケに痛みが出たということです
筋肉の冷え
冬場はカイロをつけたり、服を着込んだりで腰を冷やさないように心がけますが、この時期になるとあまり温めることはしなくなってきます
なので意外と冬場よりも体が冷えやすくなるのです
体が冷えると筋肉が硬くなり、柔軟性がなくなって痛みがでます
他にも夏場はクーラーをつけ、冷たい飲み物ばかり飲みがちになるので体がを冷やしてしまいやすい環境になってしまうので注意が必要です
身体の歪み
身体が歪んでいる人は日常生活で繰り返し又は長時間歪んだ姿勢をとっている方が多いです
と、いうことは左右前後でよく使う筋肉と使わない筋肉がでてきます
【よく使う筋肉】は硬くなり、【あまり使わない筋肉】は緩んできてしまうのでバランスが崩れた結果、骨格が歪んでしまい、それが痛みに繋がってしまうのです
人間には【自然治癒力】があり、ある程度のことは休めると良くなってきますが
やはり『仕事でどうしても筋肉に負担がかかる』『スポーツを休めない』という方が多いです
そうするとどうしても毎日のようにかかる負担に自然治癒力が追いつかず痛みがでてしまいます
他にも骨格が歪んでしまうと、体を休めるだけでは良くならないことが多いので早めの処置、または体の歪みをとっていく治療が必要になってきます