近年、食材の色を作り出す成分の健康効果が解明されてきました。
植物の食物色素は必須栄養素(糖質、脂質、たんぱく質、ビタミン)と一緒に摂ることで、体内で消費されるときに生まれる酸化ストレスが抑制され、病気の予防につながります。
また、カラフルな野菜サラダには食欲増進作用もあります。
ではその食物色素をうまく摂るにはどうすればいいのか。
答えは、赤・白・黄・緑・黒の見た目でいいので、色を意識して食事にとり入れるといいです。
食品の色を決める成分
ポリフェノール
【成分】アントシアニン(紫)
=ブルーベリー、紫キャベツ
ケルセチン(黄)
=かんきつ類
イソフラボン(白)
=大豆
など
【効果】抗酸化作用、脂質・糖の代謝を改善、肥満を抑制、抗アレルギー作用など
カロテノイド
【成分】βカロテン(黄)
=かぼちゃ
リコピン(赤)
=トマト
ルテイン(緑)
=ほうれん草
【効果】ガンのリスク下げる作用、目の加齢性疾患の予防、骨粗鬆症の予防など