鍼灸治療といっても色々な考え方があり、またその数だけ治療の仕方もたくさんあります
そもそも鍼灸治療ってどんな治療法なのか
今回は東洋医学的な考え方で紹介します
東洋医学とは心身のバランスを整え、病気を未然に防ぐという予防的な考えを中心とした医療体系です
病気になる前の未病の段階で体調を整えます
その東洋医学では、人が生きていくうえで大切な3つの要素気・血・水がスムーズに巡ることで健康が保たれると考えます
気(自律神経系)は血と水を運ぶ役割をし、全身をくまなく巡らせます
血(内分泌系)は栄養を運んだり、老廃物を押し出したり、体内の環境の調節を行います
水(免疫系)潤いを与え、ウイルスや細菌から身体を守ります
それら気・血・水が全身を巡る通路を経絡といい、経絡上にある気・血・水を調整するポイントが経穴(ツボ)です
WHO(世界保健機関)から361穴のツボを認定されています