肩関節にある腱板が炎症または断裂を起こした状態のこと
若い年代では野球などの投球動作によって起こることがあります
「腱板」という言葉自体は耳にしたことがある方が多いと思いますが
「結局腱板ってなに?」と思われる方もおられるでしょう
腱板とは
肩関節にある棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4つの筋肉を合わせて腱板と呼びます
正式には【回旋筋腱板】や【ローテーター・カフ】といい、いわゆる肩関節のインナーマッスルのことです
腱板は肩関節を動かすときのメインの筋肉ではなく補助をする筋肉ですが
この筋肉が上手く働くか働かないかで肩関節の運動の効率が違ってきます
特に野球などの投球動作のように肩関節を捻った動きをする場合には重要となり
野球選手が行っているチューブトレーニングではこれらの筋肉をメインに鍛えています
腱板を損傷し、治療によって痛みや炎症が治ったら
トレーニングや投球フォームを改善することにより、再発を防止していくことも可能です
当院では治療だけでなく、フォームの改善も行なっているので
気になる方は体を痛めていても、痛める前でも一度ご相談ください