膝窩(膝の裏)にできるピンポン球くらいの大きさの塊のことで【ベーカー嚢腫】または【膝窩嚢胞】と呼ばれます
それによって、膝が曲げにくかったり、曲げると窮屈に感じたり、膝を伸ばすと痛みを感じたりします
膝関節内に何かしらの原因で水が溜まり、それが多く溜まりすぎることによって関節の隙間を通って膝の裏側に水がでてきます
変形性膝関節症やリウマチ、膝のケガなどにより起こることが多いです
ベーカー嚢腫の場合は良性の脂肪腫ですが、『膝の裏にできたから、100%ベーカー嚢腫!良性!』というワケではないので、怪しい方は一度検査をするのもいいかもしれません
当院では超音波や整体、または膝の状態を根本的に治療していきますが、ひどい時は、病院で注射で水を抜いてもらったり、あまりに繰り返し起こる場合は手術で水が溜まっている袋自体をとったりすることもあります
原因がハッキリしているワケではないですが、変形性膝関節症や膝のケガが関連していることがほとんどなので、膝の調子が悪い方は早めの治療がおすすめです