今月、ヤクルトスワローズの川端慎吾選手が自打球によって右足の舟状骨を骨折しています
足の舟状骨骨折はスポーツをしている人が疲労骨折をしてしまうことがあります
今回の川端選手は自打球による直達外力での骨折なので少し違いますが、、、
舟状骨とは足首のところにある足根骨のうちの一つで土踏まずの頂点のところにくる骨、足の内側から触れる一番出っ張っている部分です
この舟状骨は足の縦アーチの形成に関わっていて、扁平足になると舟状骨が下がってきます
また、外脛骨という過剰骨もここに発生し、そこに痛みが発生するものを有痛性外脛骨といいます
ここを骨折するとつま先に体重をのせたら痛みが走ります
そして問題なのが骨折する場所によって予後不良ということです
舟状骨を3分割したその中央は血液の循環が良くない部分になっており、そこを骨折すると骨を修復するための血液が十分に送られないので治りが悪くなります
ぶつかったり当たったりの直達外力での骨折は仕方がないですが
スポーツなどによる疲労骨折などは日頃のケアも重要になってくるので気をつけてください