その名の通り、乾いた布で体を摩擦することです
昔から冬に風邪の予防に行われているので寒風摩擦と間違えられることがあるみたいです
体の末梢からの皮膚への刺激が延髄を介して、自律神経の働きを高めると言われています
これは風邪の予防だけでなく、気管支喘息の発作予防などにも効果があるとされていて、原理は鍼灸治療の効果の一因とされています
鍼灸治療は筋肉の緊張を緩めるだけでなく、ツボなどを使い、神経を刺激し軸索反射や体性-内臓反射という体の反射を利用することも多いです。
乾布摩擦にも似たような効果があるとされ、昔から伝わる簡単な健康法となります
注意点は初めは必ず”柔らかいタオルですること“
硬いタオルでゴシゴシ擦りすぎると皮膚が炎症を起こしてしまいます
外で行うイメージが強いですが、家の中ででも効果があるので無理に寒い中頑張らなくても大丈夫です
以上のことを注意して、風邪をひきにくい強い体をつくりましょう