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ゆう鍼灸院

シビレの原因

こんにちは! 住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。

いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます。

このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。

 

 

 

『シビレ』と聞くと有名なものに【坐骨神経痛】があります。

坐骨神経痛はお尻から足にかけてのシビレや痛みの症状がでますが、実は下半身だけでなく上半身にも神経痛が起こります。

 

 

 

〜そもそも神経痛とは〜

神経痛の定義は、「ヒトの体においてさまざまな原因により、末梢神経が刺激されることに起因する痛み」とありますが、痛みだけでなく「痺れ」「痛だるい」「つっぱる」と表現される患者さんも少なくありません。

そんな神経痛ですが、基本的には大元になっている原因があります。

そしてそのほとんどが何かしらの原因で神経が圧迫されて起こっています。

 

 

 

 

 

〜上半身の神経痛〜

上半身、腕の神経痛の原因で代表的なものが【頚椎椎間板ヘルニア】です。

頚椎は7つありそれぞれの頚椎間から神経がでていますが、そのうちどの部分で神経が圧迫されるかによって神経痛のでる箇所が違ってきます。

例えば、6番目の神経が圧迫されていると前腕の親指側〜親指と人差し指

7番目だと中指

8番目だと前腕小指側〜小指と薬指に症状がでます。

患者さんが『腕や手に痺れがある』と来院されたときは、まず症状のでている範囲を聴くことから始めます。

 

ヘルニアの疑いが低く、手の平や甲・指に症状がでている場合は正中神経、橈骨神経、尺骨神経が障害されていないか確認します。

これらが圧迫などによって神経症状がでているときはそれぞれ【正中神経麻痺】【橈骨神経麻痺】【尺骨神経麻痺】と呼びます。

これらもそれぞれ症状のでる範囲が違ってきます。

 

正中神経は、親指から薬指の親指側半分までの手のひら側の感覚。前腕の回内(手首を内側へ捻る)や手首の屈曲(曲げること)、手指の屈曲の運動障害。さらに母指の付け根の筋肉(母指球筋)の萎縮などがでてきます。

 

 

 

橈骨神経の場合、上腕中央部で神経障害が起こると親指・人差し指・中指の甲側(手の甲を含む)から前腕の親指側の感覚の障害が生じ、下垂手になります。
肘の手のひら側で後骨間神経が障害されると下垂指になりますが、この場合は感覚の障害がありません。
前腕から手首にかけての親指側がケガなどで傷害を受けるとケガの部位によりいろいろな感覚の障害が起こります。前腕から手背の母指側、母示中指の背側の感覚の障害が生じますが、下垂手にはなりません。

 

 

 

尺骨神経は小指と薬指の小指側1/2の掌背側の感覚、前腕の小指側の感覚を支配しています。

前腕部では手首や指の屈曲、手部では親指の付け根の筋肉(母指球筋)以外の筋肉のほとんどを支配しています。尺骨神経と尺骨動・静脈が一緒に手首の尺屈側にあるギヨン管を通過します。

この尺骨神経はのどこで障害されるかによって症状が違ってきます。

肘より上の部分で傷害された場合では、麻痺の程度はさまざまですが前腕の小指側とと小指・薬指の小指側1/2の掌と手の甲側の感覚障害と薬指と小指の屈曲障害

母指球を除く手の筋肉が麻痺し巧緻運動障害が生じます。かぎ爪変形も生じます。
ギヨン管部での症状は、感覚障害だけのもの、第1指間のみがやせて感覚障害がないものなどいろいろな症状を呈します。

 

 

 

 

 

ヘルニアや末梢神経障害以外では【胸郭出口症候群】というものがあります。

胸郭とは胸をとりまく骨格のことをいい、胸骨・肋骨・胸椎によって構成されています。

その胸郭の出口を腕神経叢や鎖骨下動脈・静脈が通過するのですが、胸郭出口は物理的に狭くなっている部分がいくつか存在し、そこで神経や血管が障害されることによって腕や手などに症状が現れます。

 

 

 

腕や手の神経の代表的なものは上記の3つですが、他にも頚椎が老化などによって起こる変形や糖尿病が原因で神経症状がでてくることもあります。

 

 

 

 

 

 

〜下半身の神経痛〜

下半身、あしの神経痛で一番有名なのが【坐骨神経痛】です。坐骨神経痛とは坐骨神経に沿ってお尻から足かけて起こる痛みや痺れのことです。坐骨神経は腰から足にかけて伸びているヒトの体で一番太く長い神経です。

この神経が何らかの原因で障害されることによって坐骨神経痛がでてきます。

坐骨神経痛も上半身の神経痛と同様に、症状のでている範囲を見るとある程度どの辺りで神経が障害されているかがわかります。

主な原因はいくつかありますが、当院にも坐骨神経痛を訴えて来院される患者さんが多数おられます。

 

 

坐骨神経痛でまず外せない疾患が【腰椎椎間板ヘルニア

腰椎同士の間にあり、クッションの役割をしている椎間板が飛び出し神経が圧迫されることによって神経痛がでてきます。

レントゲン検査である程度の予測はたてれますが、確実に検査をしようと思うとMRIでないとこの椎間板は見えません。

 

 

特に気をつけなければいけない疾患に【腰椎分離すべり症】というものがあります。この疾患は腰椎が何らかの原因によって分離してしまい、分離した腰椎が前方へすべってズレることによって神経を障害してしまう疾患です。

この疾患があるにもかかわらず強烈なマッサージを受けたり、ストレッチなどで腰を反らすことを多くしてしまうと分離している腰椎が余計に前方へズレてしまい症状がでてきたり悪化したりしてしまいます。

若い時期に激しい運動をしている方が腰椎分離症になりやすいと言われています。

 

 

逆に年齢を重ねるにつれてなりやすい【腰部脊柱管狭窄症

という疾患があります。

脊柱管と呼ばれる脊髄が通るトンネルが狭くなることによって神経が障害される疾患です。

年齢を重ねることによる骨の変形が原因になることがあります。

この疾患の特徴は「間欠性跛行」と呼ばれる症状があることです。間欠性跛行とは『歩いていると脚が痛くなって歩けなくなりますが、休憩するとまた歩けるようになる』という症状のことをいいます。

この間欠性跛行は【下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)】という疾患でもでてきます。

このASOは足の血管の動脈硬化によって足への血流が悪くなり、足へ送る栄養や酸素が不足してしまうことでさまざまな障害が現れます。

このASOと脊柱管狭窄症の鑑別は腕と足の血圧を測るABI検査などで分かりますし、脊柱管狭窄症は自転車や手押し車など前屈みの姿勢で動いている間は間欠性跛行はでないので、その点をみればある程度どちらの疾患なのかが分かります。

 

 

ここまでは腰椎や椎間板など比較的体の深いところが原因で起こる疾患でしたが、最後の【梨状筋症候群】という疾患はその名前の通り梨状筋という筋肉が原因となります。

梨状筋はお尻の奥の方にある筋肉ですが、この筋肉が緊張し硬くなってしまうと近くを通っている坐骨神経を圧迫してしまいます。その結果痛みや痺れなどの神経症状があらわれます。

 

 

 

 

上半身と下半身の神経痛の原因になる代表的な疾患をいくつか挙げました。

上記の疾患が原因となっていることが多いだけで当てはまらない方もおられます。

症状があってお悩みの方はいつでもご相談ください。

 

 

 

 

 

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