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体が冷える原因として意外なのが【食べ過ぎ】によるものです。
食べ物が消化吸収されるとき、内臓を働かせるために血液が胃や腸に集まってきます。
そのときだけ体内の血液が増えるワケではないので、内臓に血液が集まった分、脳や筋肉など他の器官への血流は抑えられます。
その結果、一番熱が作られるはずの筋肉での熱産生が低下し、体温を下げてしまいます。
「食べることが多い」ということは、そのぶん「内臓も働いている時間が多くなる」ということです。
ということは「脳や筋肉への血流が悪い時間が多くなり」、「体温を下げ続ける」ことに繋がってしまいます。
体が冷えてしまう原因はいくつかあります。
それは現代の生活では仕方のないことや、努力すれば防げるものなど様々です。
まず原因の1つめは【筋力不足】。
筋力があると代謝が上がります。
代謝が上がると体が熱を作り出します。
ひと昔前の日本人は今の日本人に比べて、重い荷物を持ったり、歩く距離も長く、お湯をつくるのにも薪を割ったり水を汲みにいったり…と、パッと浮かぶだけでも不便なことがいっぱいです。
そのかわり、現代人よりも体を使い、筋肉を使うので、平均体温が高かったそうです。
現代は技術が進んで、移動、家事、仕事など
昔に比べるとかなり便利になりました。
しかし、便利になった分だけ体が楽になり、筋肉を使わなくなってきています。
その結果、筋力が衰え、代謝が下がり、体温も低下していっています。
冷えでお悩みの方は、少しずつでも筋力アップをして、代謝を上げていくのも重要です。
夏の終わり際になると、夏に摂りすぎた冷たい食品の影響がでてきやすくなります。
内臓が冷えて腰痛がでてきたり、ギックリ腰の患者さんが増えてくる時期です。
冷えた体を温めるのに、お風呂に浸かったり、クーラーで冷えすぎないように工夫するのも大切ですが、体の内側から温めるのも重要です。
白湯など温かいものを摂るのもひとつですが、他にも体を温める食品がたくさんあるのでいくつか紹介します。
【寒い地域でとれたもの】
北の寒い地域で採れるものは体を温める作用があります。
鮭、かに、ほたて、そばなど
【硬い食材、水分が少ない食材】
水と油は基本的に体を冷やします。そして水も油も含まない硬いものは体を温めてくれます。
チーズ、漬物など
【暖色系のもの】
魚介類、肉類、卵、紅茶や小豆など
【根菜類】
たまねぎ、にんじん、ゴボウ、れんこんなど
【塩辛いもの】
塩には体を温める作用があります。
料理に一味加えたい時などは酢よりも塩を使う方がいいでしょう。
塩、みそ、しょうゆ、佃煮など
【体を温めるアルコール】
ビールなどのアルコールは体を冷やしてしまいます。
焼酎もロックや水割りなどにすると体が冷えてしまうので、お湯割りがオススメ。
日本酒、紹興酒、赤ワイン、梅酒など
【調理方法で変える】
体を冷やす食材でも調理方法によって体を温める食材に変化します。
熱や塩を加えたり、煮たり炊いたりの時間が長くなるほど体を温めます。
ほかにも乾燥、発酵させたり、圧力をかけると体を温める食材に変化します。
意外と冬よりも今の時期の方が体が冷えやすいので上記のことを参考に体を温めてください。
下痢をすると、「お腹冷えてるんかな?」「冷たいもの摂りすぎたかな?」と思い返すことがあります。
なぜお腹が冷えると下痢になるのでしょうか
お腹を冷やして体が冷えると、体内の水分がだぶつきます。
そのときの余分な水分を体から出さなければいけません。
そのひとつの方法が【下痢】です。
下痢によって体内の水分を押し出そうとします。
下痢はお腹の痛みの原因でもあるので、できれば避けたいですね。
体内に過剰に水分を残さないように、体温を上げて新陳代謝を高め、冷えを解消することが下痢体質を変えていくポイントとなるので
冷たいものばかり摂りすぎないように心がけてください。
世の中、【便秘】で悩まれている方が多くおられます。特に女性の方に多い便秘。
便秘とは『便がでない』『出にくい』ことですが、どれくらい出ないと便秘と呼ぶのでしょうか。
はっきりと『これで便秘!』という線引きは難しいそうですが
国際消化器病学会では以下の項目を診断基準としているそうです。
・排便回数が週3回未満
・硬便が排便時の25%以上(4回に1回以上は硬い便)
・用指的排便(指や綿棒などを用いて強制的に排便させる行為)が25%以上
・努責(排便時に強くいきむこと)、残便感、閉塞感がみられる頻度が25%以上
・以上の症状が6ヶ月前から少なくとも3ヶ月で基準を満たす場合に慢性便秘
難しく書いていますが簡単にいうと
・排便の回数が週に3回もない
・排便が困難
・排便はあるがすっきりしない
・これらの状態が『たまに』ではなく、一定期間続いている
このような状態に便秘といわれます。
ではこの便秘はなぜ起きるのでしょうか?
他の病気や疾患によって便秘になることを除くと、原因として多いのは『冷え』。
体が冷えてしまっていると便秘しやすい体質になっています。
体が冷えると血液の流れが悪くなり、基礎代謝が下がってしまいます。
基礎代謝が下がると頭痛・肩こり・生理不順のようなからだにあらわれる症状だけでなく、イライラしたり、短気になってしまうなど精神にも大きな影響をもたらすことがあります。
この血液の流れが悪くなるということが便秘に大きな悪影響をもたらしています。
便秘は老廃物や毒素が腸の中に蓄積された状態となっており、排出するための力が上手に働いていません。
からだの冷えによって胃腸の働きも弱まっているのです。
胃腸の働きを活性化するためには冷え性を改善し、基礎代謝をあげ、血行促進をさせていかなければなりません。
体の冷えを改善していくことで便秘の解消に繋がります。
体が冷えると、ホルモンバランスを乱し、体内時計を狂わせたり、便意を感じる神経を鈍らせたりして排便しにくい身体を作るってしまいます。
もし自分が冷えで便秘にも悩んでいるというのなら、冷えを改善すると便秘も解消できるかも知れません。
だいたいの体温の目安ですが
36.5℃ 健康体
36℃ 震えて体が熱をつくりだす
35.5℃ この体温が続くと自律神経やアレルギーなどに関わってきます。
35℃ がん細胞が最も増える体温
34℃ 溺れて冷えた人が回復できるギリギリの体温
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30℃ 意識がなくなる
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27℃以下 死体の温度です。
注目するのは35℃。
ガン細胞が最も増殖しやすい体温ですが、体温が35℃台の人が多くなってきている現代にガンの発症率が多いのも納得できます。
体が冷えると、他に頭痛や腰痛・神経痛の原因にもなります。
内臓が冷えると、胃腸の調子が悪くなったり便秘などにも繋がります。
うつ病などの精神疾患も冷えが関係してくるといわれています。
体温が低くなると脳の血液循環も悪くなり、頭が働きにくくなったりやる気が出なくなったりします。
体温が下がると、免疫力が下がって病気になりやすいだけでなく、体の痛み、内臓の不調、精神的なことにも影響してくるので気をつけてください。
人間には強力な免疫システムがもともと備わっています。
その強力な免疫力を担っているのは、誰もが耳にしたことのある【白血球】。
この白血球は血液中はもちろん、肝臓や脾臓、肺・腸・リンパ組織などに存在していて、体を病気から守ってくれています。
白血球は体温が上がるほど働きが活発になります。
インフルエンザなどにかかると夏が上がりますが、これは白血球が増えることで体の中に入ったウィルスを撃退し、体を正常な状態に戻そうとしています。
ここから、免疫力を高めるには体温を上げることが重要なことがわかります。
ということは、逆に体温が低くなると免疫力が低下する…ということです。
体温が1℃下がると免疫力も30%下がると言われています。
ひと昔前の人は、平均体温が37℃あったそうですが、今は36℃が平均。
現代の人はひと昔前の人に比べて30%免疫力が落ちているということになります。
そこに体が冷えるようなことがあれば、もっと体温が下がってもっと免疫力が落ちてしまうので、体が冷えないように工夫をしましょう。
今日から通常通り、診療開始します。
診療時間も通常通りです。
身体を痛めた人、調子が良くない人はいつでもご相談ください。
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引用元:今日から
当院は明日16日(水)〜21日(月)まで
お休みさせていただきます。
22日(火)からは通常通り診療受け付けいたします。
体調が悪い方、怪我をされた方はいつでもご相談ください。
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引用元:明日から
明日からお盆休みに入ります。
だいたいの方は明日から15日までの5連休ですね。
遊びにいったり、旅行にいったり、田舎に帰ったり
いろんな過ごし方がありますが、怪我をしないように気をつけてください。
当院は16日(水)〜21日(月)まで
お盆休みをいただきます。
あとは暦通り診療を受け付けしていますので
連休中でも調子の悪い方はご来院ください。
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引用元:お盆休み
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