大阪市・住之江区の鍼灸整骨院です。
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ゆう鍼灸院

新着情報

2017.12.04 : 膝痛

こんにちは! 住之江区緑木にある【ゆう鍼灸整骨院】です。
いつも当院のブログを読んでいただきありがとうございます。  
このブログでは、当院で行っている治療法やいろいろな疾患のこと、身体のための体操からちょっとした豆知識まで紹介させていただいております。
腰痛で悩まれている方はたくさんの世の中。
日本人の10人に1人が腰痛持ちだと言われています。
腰痛には様々な原因がありますが、全てひっくるめると日本人の90%が一生に一度は腰痛を経験する…というデータもあるそうです。
当院にも腰痛で来院される患者さんが多数おられますが、当院に来院される患者さんの中でも腰痛に次いで多い【膝痛】について今回は紹介させていただきます。
膝痛で来院される患者さんは『膝が痛い』と来院されます。そこから当院で「膝のどの部分に痛みがあるのか?」「どの動きで痛いのか?」「どんなときに痛いのか?」を問診・検査で確認し、詳しく調べていきます。
膝関節の周りには靭帯や筋肉、関節や半月板など様々な組織が存在しているので、その中の「どの組織が原因で膝痛がでているのか」を的確に判断することが重要となります。
また年齢や職種、スポーツなどによって痛めやすいところが変わってくるので、それらも膝の状態を判断する大切な要因となってきます。
では膝の痛い場所によって疑う疾患を紹介していきます。
                 〜膝のお皿の上部の痛み〜
お皿の上の膝痛の場合、【大腿四頭筋腱炎(だいたいしとうきんけんえん】が疑われます。
大腿四頭筋という大きな筋肉が、骨盤や大腿骨(だいたいこつ)と呼ばれる太ももの骨から始まり、その筋肉に関わる靭帯が脛骨粗面(けいこつそめん)と呼ばれる膝のお皿の少し下にある骨の出っ張りにかけてついています。
大腿四頭筋は膝蓋骨の上で腱になり、その後膝蓋骨を包みます。
その腱の部分に負担がかかり、炎症が起こることによって痛みがでます。
主な原因は大腿四頭筋に疲労が蓄積されて柔軟性が失われ、腱の部分に負担がかかってしまうことによって大腿四頭筋腱炎になってしまいます。
スポーツや仕事などで歩いたり走ることが多い人は日頃からストレッチなどでケアし、予防することが大切です。
治療は炎症を抑え、大腿四頭筋の柔軟性を確保することを目的として行います。
いくら治療をしていても、日頃からどうしても負担がかかってしまう場合はその分治癒が遅れてしまうので安静にするのが理想ですが、みんながゆっくり休めるワケではありません。
安静にできない場合にはテーピングや包帯などで保護・固定をし、できるだけ負担を和らげることが重要です。
                    〜膝のお皿の痛み〜
膝のお皿の骨を膝蓋骨(しつがいこつ)といいます。
膝を曲げた状態になると体から最も出っ張る部分となるので、転ぶときに地面に膝からついたり、ぶつけやすくなります。
そんな状態で転んだとき、膝蓋骨が【骨折】を起こしてしまうことがあります。
地面に強くぶつけることによって、直接的な力が膝蓋骨に働いて骨折してしまいますが、稀に膝蓋骨に付着している大腿四頭筋の収縮力で骨折することがあります。
大腿四頭筋が急激に収縮し、膝蓋骨が引っ張られることによって上下真っ二つに割れて骨折を起こしてしまうます。その骨折を横骨折といいます。
また、膝蓋骨を直接地面にぶつけて、骨折とまではいかなくても【打撲】を起こしてしまいます。
骨折はもちろん、程度にもよりますが打撲の場合でもしっかりアイシングで患部を冷やして固定をすることが重要です。
でも、『ぶつけた覚えがないし、骨折でもなさそうなのに、膝のお皿が痛い。』というときそんな場合は【膝蓋前滑液包炎(しつがいぜんかつえきほうえん)】かもしれません。
膝蓋前滑液包炎、または膝蓋粘液腫(しつがいねんえきしゅ)とも言われ膝蓋骨上に腫れや痛みを生じる疾患です。
膝蓋前滑液包とは皮膚と膝蓋骨の間に存在する組織で乳幼児期に発達し、それ以降は摩擦を軽減したり膝関節の可動範囲を最大にするためにの働きをします。
稀に細菌の感染によって起こる膝蓋前滑液包炎もありますが、ほとんど子どもや免疫の弱った人にしか起こりません。
基本的には非細菌性で、頻繁に膝を曲げた姿勢をとる人に多く起こりやすいため、別名「女中ひざ」とも言われています。
                      〜お皿の下の痛み〜
スポーツをしている方が膝痛で来院されたとき、高頻度で痛みがあるのが膝蓋骨の下です。
膝蓋骨の少し下にはポコっと骨が出っ張った部分があり、ここを脛骨粗面(けいこつそめん)といいます。
この脛骨粗面には膝蓋骨靭帯(しつがいじんたい)という、大腿四頭筋と深く関係している靭帯がついており、大腿四頭筋が緊張して膝蓋骨が頭側に引っ張られると膝蓋靭帯も引っ張られる力がかかります。
それによって、膝蓋靭帯に炎症が起こって痛みがでたものを【膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)】といい、【ジャンパーズ・ニー】と呼ばれることもあります。
同じ原因で膝蓋靭帯の付け根である脛骨粗面に負荷がかかって炎症が起きたものを【オスグッド・シュラッター病】といい、一般的には【オスグッド病】と呼ばれます。
ジャンプ動作やボールを蹴る動作が多く、大腿四頭筋が緊張を起こすことによってなりやすい疾患です。
サッカーやバスケットをしている方がかかりやすく、当院に来られる患者さんもそれらのスポーツをしている方が多いです。
骨が成長過程にあり、しっかり出来ていない中学生くらいまでの時期にはオスグッド病。それ以降の骨が成長しきった時期には膝蓋靭帯炎にかかりやすい傾向がありますが、必ずしもそうとは限りません。
治療としては大腿四頭筋の筋緊張を緩め、患部の炎症をとっていきます。
スポーツをしていると『痛いけど、試合だから休めない。』『今休むとレギュラーからはずされる。』と、どうしても痛みのある状態で続けないといけない患者さんが多くおられます。
本当はしっかり治るまで安静にするのがベストですが、、、。
そんな患者さんにはテーピングなどで患部を保護し、できるだけ負担のかからない状態にして競技を続けてもらうことも少なくありません。
                  〜お皿の内側の痛み〜
スポーツをしていてもしていなくても、膝痛で一番多いのが「お皿の内側の痛み」で来院される患者さんです。その中でも有名な疾患が【変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)】です。
【膝OA】という言い方もされます。
OAとはOsteoarthritisの略で骨関節炎という意味があり、一般的に変形性関節症のことを指します。
膝OAは女性が男性の4倍、また高齢になるほど発症率が高くなる疾患。
感染症や半月板損傷の後遺症でなることもありますが、関節の老化や肥満・遺伝的な要素によって関節軟骨がすり減って起こることが主とされています。
特徴として、動き始めの膝痛と階段昇降時の膝痛があります。
動き始めや階段昇降時は、膝に体重の3倍前後の負荷がかかるので痛みが出やすくなります。
症状が悪化すると、歩行時に痛みがでて歩行困難になったり、もっと酷くなると安静時にも膝痛がでて膝が完全に伸びなくなります。
スポーツでお皿の内側が痛くなる場合、多くは2つの疾患の内どちらかになります。
一つは【内側半月板(ないそくはんげつばん)損傷】、もう一つは【内側側副靱帯(ないそくそくふくじんたい)損傷】です。
半月板とは膝関節を構成する大腿骨と脛骨(けいこつ:スネの骨)の間にある軟骨様の板のことで、Cのような形をしていることからそう呼ばれています。
この半月板は膝関節の衝撃を緩和するクッションの役割と膝関節を安定させるスタビライザーの役割を行っている重要な組織です。
スポーツで痛めるときは、膝に体重がかかった状態で捻りが加わると損傷しやすくなります。
バスケットなどの競技でのジャンプ後の着地時や急激なターンを行う時などに痛めることが多いです。
この【半月板】を損傷すると、膝関節の曲げ伸ばし時に痛みや引っかかりを感じます。
ひどい場合関節内に水が溜まったり、ロッキングという膝が急に動かなくなる現象が起こることもあります。
【内側側副靱帯】は膝関節の内側面にある靭帯で、大腿骨と脛骨を繋いでいます。
ちなみに膝関節の外側には大腿骨と腓骨(ひこつ:スネの外側にある骨)を繋ぐ外側側副靱帯
(がいそくそくふくじんたい)という靭帯もあります。
内側側副靱帯も内側半月板と同様に、膝に体重がかかった状態で捻りが加わると損傷しやすくなります。
また、ラグビーなどのコンタクトスポーツで膝に外側から強力な外力がかかり、膝関節が内側へ強制的に入ると損傷してしまいます。
また、膝関節内にある前十字靭帯靭帯(ぜんじゅうじじんたい)と内側半月板、内側側副靱帯を同時に損傷してしまうものを『不幸の三兆候』といい、スポーツを続行するには絶望的な状態になってしまうこともあるので、日頃からケアを怠らないように注意が必要です。
                     〜その他の膝痛〜
骨盤から始まって太ももこ前側を通る鵞足(がそく)と呼ばれる筋肉があります。
この鵞足は骨盤の腸骨から始まる縫工筋(ほうこうきん)、恥骨から始まる薄筋(はっきん)、坐骨から始まる半腱様筋(はんけんようきん)を合わせた呼び方で、最終的には脛骨粗面の内側に着く筋肉。
この筋肉が過緊張を起こすと、脛骨粗面の内側に炎症が起こり、痛みがでます。
その状態を【鵞足炎(がそくえん)】といいます。
鵞足炎も筋緊張を緩め、炎症をとっていく治療を行います。自宅でもアイシングで患部を冷やすことを行うと炎症が早く治ります。
膝とは少し違いますが足首の内くるぶしから少し上、内スネの骨際に痛みがでることがありますが、その状態を【シンスプリント】といいます。『そんなとこに関節もないし、大きな筋肉もないし、何が原因?』と思ってしまいますが、脚には大切な筋肉がたくさん存在します。
ヒトは普段の生活で歩く時、走る時、ジャンプ、着地など、様々な動きをします。
それらの動きは足首が複雑に動くことで行えるのです。その足首を複雑に動かしているのは全て筋肉です。なので、脚、足首周りにはたくさんの筋肉が必要なのです。
シンスプリントは後脛骨筋(こうけいこつきん)などの筋肉が緊張を起こすことによって内スネの骨膜に炎症を起こしてしまう疾患。
治療は筋肉の緊張を緩めて炎症を抑えていきますが、それだけでは再発してしまうこともあります。
シンスプリントは陸上選手など、走ることが多い方に起こりやすいのですが、ただ『走ることが多いから筋肉に負担がかかって、、、』だけが原因ではないことがあります。
それは『Knee in Toe out(ニーイン・トゥーアウト)』。これは走っているとき足を着地した際、膝が内側に入りつま先が外側に向いている状態のことを指します。
この状態になるとシンスプリントを起こしやすい内スネへ荷重がかかりシンスプリントを起こしてしまうことがあるのです。
走り方が悪い状態では治療をして一度治っても、またすぐに再発してしまいます。
何回も再発してしまう方は、治療だけでなく走るフォームを意識してみてもいいかもしれません。
膝周りには紹介したもの以外にもたくさんの組織があります。
膝関節は本来曲げ伸ばししかできない関節なのに対して、スポーツなどで捻ったり横の動きが加わるとダイレクトに靭帯、関節、筋肉へ負荷がかかってしまいます。
痛めると歩くのも困難になってしまうので、日頃からのケアを大切にしてください。
もし違和感や痛みがあるようなら、すぐに受診することをオススメします。
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2017.11.29 : 針(鍼)の太さ

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鍼灸治療を開始して症状も改善傾向、鍼灸の刺激にも慣れてきた頃『鍼もっと太くしたら治るの早い?』と聞かれることがあります。

 

鍼灸治療の結果がでて、効果をわかってもらっている証拠なので嬉しい質問です。

 

鍼の太さを太くすると刺激が強くなり筋肉の緊張も取れやすいですが、『鍼の太さを倍にしたから治るのも倍早い!』というワケではありません。

むしろ刺激を無理に我慢して力が入りすぎると、余計に筋肉が緊張して、せっかく改善しつつあった症状が少し戻ってしまう可能性もあります。

 

平気そうな患者さんには、刺激の強さを聞きながら太い鍼に変えていくこともありますが

基本的には、症状が改善していっているようであればそのままの治療法を続けていくことが多いです。

 

 

 

 

 

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2017.11.27 : ケガの処置は重要

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ケガの応急処置で【RICE処置】は有名です。

安静・冷却・圧迫・挙上を英語にしたときの頭文字をとって【RICE】と呼んでいます。

簡単に言うと、『ケガをしたら包帯などで圧迫・固定して、動かさずに患部を冷やして、心臓よりも高い位置に挙げる』処置をしてくださいね、ということです。

 

 

先日、「転んだ時に手をついて痛めた」という患者さんが来られました。

何日かで痛みが取れたけど、「自転車で急ブレーキをかけたときにまた痛くなった」とのことです。

詳しく話を聞くと「はじめに痛めたときに患部を冷やすまではしたけどそれで終わった」とのことです。

手の状態は捻挫だったのですが、固定を全くしていなかったぶん治癒が遅く、完全に治癒していない状態での急ブレーキによって再発した…という感じです。

 

しっかり固定をしていれば、もう治癒していたかも…。

しっかり固定をしていれば、急ブレーキの際に患部に負荷がかからなかったかも…。

『たら、れば』ですが、その可能性は高いと思います。

 

 

ケガをしたときは痛みが強くなくても、しっかりと処置することが重要だということでした。

 

 

 

 

ちなみに中学生で回復が早いのもあって、超音波治療とテーピング+包帯でしっかり治療と処置をしたら割と早く治癒しました。

 

 

 

 

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2017.11.24 : 手首のシコリ

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手首にパチンコ玉より一回り大きいくらいのシコリがある患者さんに『これって何ですか?』と聞かれました。

 

シコリといえば、よく耳にする【ガングリオン】があります。

ガングリオンとは、関節の近くにある膜や粘液嚢胞にゼリー状の液体がたまってできる弾力性の腫瘤のこと。

多くは良性で、痛みやシビレのない場合は放置する人が多いです。

しかし、腫瘤は無症状ですが、神経や腱を圧迫すると痛みがでてしまうことがあります。

若い女性に発症しやすいと言われていますが、今回の患者さんは男性でした。

原因は詳しく分かっていないですが、使いすぎによってできるという説もあります。

骨が飛び出てる!と誤解されている場合があります。

 

 

 

治療は、病院では注射器で中のゼリー状の粘液を抜くことが多いそうです。

何回も再発する場合は、手術で袋ごと取り除きます。

 

注射に比べると時間はかかりますが、当院では超音波で腫瘤を小さくしていく治療をしていきます。

しかし、これも何回も再発すると手術で取り除くことになってしまいます。

 

昔は無理矢理押し潰す治し方をしていたそうですが、激しい痛みを伴うので今はしているところはないかと思われます。

 

 

 

 

 

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2017.11.17 : 捻挫が長引いている患者さん

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『少し前に運動中に捻挫をして病院に通っていた。

毎回湿布をもらって終わり。

痛みが全然引かない。』

と来院されました。

状態を診せてもらうと、患部に少し腫れがあり、足首を伸ばすと痛みがあり、捻挫の症状が残っていました。

『普段の生活では痛みはないが運動をすると痛みが出る』『患部を押すと痛い』状態。

患部に超音波治療を行い、脚の筋肉の緊張がきつかったので、その部分を緩めました。

患部の治癒はもちろん、脚の一部の筋肉の緊張が強いと捻挫を起こしやすくなるので、再発をしないように…という方針です。

捻挫用のサポーターを購入しておられたので、最低限必要なテーピングをして、その上からサポーターをつけてもらいました。

治療をしっかり受けに来てくれたので、数日で『押した痛み』は違和感に変わり、『運動中の痛み』は治りました。

なかなか治療に通ってもらう時間が取れない場合は、一回の治療効果を上げるために鍼灸治療を行ったりしますが、通ってもらえるようであればそれに越したことはありません。

治癒も格段に早くなるので、つらい方は症状が落ち着くまではできる限り続けて通ってもらっています

 

 

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2017.11.16 : スーパーライザーの効果

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当院では治療にスーパーライザーを使用しています。

オリンピックやプロのスポーツ現場ではよく使われていますが、整骨院にはあまりない医療機器なので『何に効くかわからない』という方のために、どんな疾患にこのスーパーライザーを使えるかをズラッと載せておきます。

 

 

 

スーパーライザーで改善が期待できる疾患。

頭部疾患:頭痛(片頭痛、筋収縮性頭痛、筋緊張性頭痛、群発頭痛、側頭動脈炎)、円形脱毛症、脳血管攣縮、脳血栓、脳梗塞、脳卒中後遺症

顔面疾患:顎関節症、末梢顔面神経麻痺(ベル麻痺、ハント症候群、外傷性顔面神経麻痺)、顔面痛(非定形顔面痛、咀嚼筋症候群、)

眼疾患:ドライアイ、眼性疲労、飛蚊症、網膜血管閉塞症、網膜色素変性症、視神経炎、角膜潰瘍、緑内障、アレルギー性結膜炎

耳鼻科疾患: 花粉症、耳鳴、アレルギー性鼻炎、突発性難聴、メニエール病、鼻閉症、扁桃炎、咽喉頭異常感症、臭覚障害、急性・慢性副鼻腔炎、良性発作性頭位めまい

口腔疾患: 口内炎、口内乾燥症、抜歯後痛、舌痛症、潰瘍性口内炎抜歯後痛、歯肉炎

上肢疾患: 頸肩腕症候群、肩関節周囲炎(五十肩)、上肢血行障害(レイノー病、レイノー症候群、急性動脈閉塞症、バージャー病)、外傷性頚部症候群、胸郭出口症候群、術後性浮腫(乳房切断後症候群)、脳卒中後肩手症候群、骨折、テニス肘、腱鞘炎、頚椎症、腕神経ニューロパチー(外傷性、術後)、強皮症、関節炎、多汗症、凍傷、凍瘡、肩こり、冷え性

心臓疾患: 不整脈、心筋梗塞、狭心症、洞性頻脈
呼吸器疾 慢性気管支炎、肺栓塞、小児喘息、気管支ぜんそく

婦人科疾患: 更年期障害、不妊症、月経異常、月経前緊張症、月経困難症、子宮内膜症

内科疾患 :胃炎、逆流性食道炎、過敏性腸症候群、便秘、下痢、膀胱炎、神経性頻尿、夜尿症
支配領域 帯状疱疹、反射性交感神経萎縮症(カウザルギー、幻肢痛、断端痛)

心身症: パニック障害、過換気症候群、多汗症

その他: 自律神経失調症、冷え症、便秘、痔核、不眠症(睡眠障害)、いびきその他の不定愁訴
アレルギー全般、睡眠時無呼吸症候群、自己免疫性疾患、痔核、高血圧、など

 

 

みなさんのお悩みの疾患はありましたか?

もし気になるようであればいつでもご相談ください。

 

 

 

 

 

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2017.11.15 : 星状神経節

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【星状神経節(せいじょうしんけいせつ)】とは首にある交感神経の中継点の一つです。
頚椎から第一胸椎にかけて交感神経節が連なって存在しており、そのうちもっとも下部にあるものを星状神経節といいます。
星状神経節は頭部、顔面、頚部、上肢、上胸背部を支配している交感神経節です。

自律神経には、交感神経と副交感神経の二つがあります。

自律神経は呼吸、脈拍、血圧、発汗、体温、消化機能、排尿排便などをコントロールしており、眠っていても呼吸をし、血圧が保たれ、体温が維持できるのは自律神経のおかげなのです。
基本的には副交感神経が基調的に働いています。
そこに必要に応じて交感神経の活動が加わります。

簡単にいうと、交感神経は昼の神経で、副交感神経は夜の神経です。
交感神経が高まらないといい仕事は出来ませんが、過ぎてしまうと全身にアドレナリンが分泌され過ぎて身体が緊張した状態が長く続きます。
そうすると、筋肉が硬直して肩も凝り、疲れも溜ってしまいます。
逆に、副交感神経が優位になると、夜もぐっすり眠れ、病気を治すための自然治癒力や免疫力が強くなるのです。
最近よく耳にする【自律神経失調症】とは、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることを云います。

特に交換神経が優位になると体に様々な症状を起こすので、この交感神経の働きを抑えることで自律神経失調症の症状を改善することが出来るのです。

そんな交感神経を抑えるのに使うのが『星状神経節ブロック』。

これは痛みを止めるためのブロックではなく、交感神経のブロックです。
交感神経をブロックすると副交感神経が優位になり、色々と病気が治ることになるのです。

しかし、星状神経節のある場所にブロック注射を打つのはリスクもありますし、患者さんも注射の痛みや不安を感じてしまいます。

そこでオススメなのが当院にも完備している【スーパーライザー】です。

これは星状神経節に近赤外線を照射し、星状神経節ブロックと同じような治療効果を与えるものです。

注射を使う神経ブロックとは違い、患者さんに注射の痛みがなく、安心して治療を受けていただけます。

スーパーライザーを使うことで、自立神経のバランスを整え、副交感神経が優位になるので、不眠症の改善に繋がり、質のよい睡眠ができて、起床時の爽快感を感じます。
また、肩こり等にも効果を発揮し、一日の疲れを取ってくれます。

スーパーライザーは病院はもちろん、ペインクリニック、プロスポーツ選手、オリンピックなどで活躍している実績のある医療機器です。

気になる方は一度ご相談ください。

 

 

 

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2017.11.14 : ノロウイルス

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毎年いまくらいの時期になると本格的に流行する【ノロウイルス】。

激しい下痢・発熱・嘔吐などを引き起こすノロウイルスは感染力が非常に強く、少量のウイルスが体内に入るだけでも感染してしまうのか特徴のひとつです。

感染源として二枚貝などの食品が代表格ですが、感染者のふん便や嘔吐物で汚れた手を介して、ドアノブなど身近な場所にウイルスが広がるため、日常生活における予防意識が大切になってきます。
ノロウイルスは、感染しても症状が出ない『不顕性感染』をすることがあります。

不顕性感染者も通常患者と同じように便からウイルスを排出し続けるが、感染しているという自覚がないため、知らないうちに汚染を広げてしまいます。
ウイルスのタイプや感染者の健康状態など環境によって違いはありますが、ある集団食中毒事件の調査では、発症していない人の20%がノロウイルスに感染していたという事例もあります。

症状がでていなくても、個人が日常生活で衛生管理をしっかりと行うことが、ノロウイルスの感染予防には大切だということです。
ノロウイルスに感染しない為に日常生活で気をつける点として

「トイレの使用方法」

「手洗い」

「嘔吐物の処理方法」

の3つが挙げられます。

手洗いはハンドソープを使って20秒以上をかけてていねいに洗うことが大切。また、アルコール消毒は手洗いの代用にはならないので、必ず手洗いと併用しましょう。
寒くなり手が荒れていると、ヒビなどにウイルスが入り込みやすくなるので、荒れを防ぐためにハンドクリームなどの保湿ケアをするのもオススメです。
また、トイレで排便後にお尻を拭く際は、トイレットペーパーで覆われていない親指の付け根が最も汚れやすいといわれます。長袖の場合は袖口にも汚れが付着しやすいため、袖をまくるようにするといいでしょう。

トイレ後の手洗いでは、親指の付け根をねじり洗いすると効果的です。
トイレを使用後、水を流すタイミングも感染予防の大きなポイントとなります。

排便や嘔吐した後、トイレのフタを閉めないで水を流すと、ウイルスが空中に飛散してしまいます。

必ずフタを閉めて水を流すことが大切です。

ある研究では、フタを閉めずに水を流すと便座の上25cmまで飛散し、90分間も浮遊するというデータもあるそうです。
ほかにも嘔吐物を処理するときに、絶対に素手では触らないこと。これは嘔吐物に直接除菌しても効果は薄いので気をつけてください。

処理に使用したものは嘔吐物と一緒に処分し、処理後はしっかりと手洗いすることも大切。
また、嘔吐物が飛び散る可能性があるため、処理にあたる人以外はその場から少なくとも3メートルは離れたほうがよいといつことです。

 

 

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2017.11.14 : 両足が足底筋膜炎

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足底筋膜炎の患者さんは紹介させていただきましたが、たまに両足とも足底筋膜炎で来院される患者さんがおられます。

両足とも発症している方でも、初めはどちらか片方から症状がでてきます。

『いきなり両足同時に痛みがでてくる!』というのはかなり珍しいケースです。

はじめに片方発症したものをそのままにして放っておくと、反対側の足も発症してしまう可能性が高くなります。

治りにくいし、反対側にもでてくることもあるツライ疾患の一つなので早めに処置をしていきましょう。

 

 

 

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2017.11.13 : ヒートショックにご注意

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ここ数年で耳にすることが多くなったヒートショック。

医学的にいうと、『細胞にとって理想的な体温よりも高い温度下にさらされた場合の生化学的な効果のこと』です。

細胞が熱などのストレス条件下にさらされた時、熱ショックタンパク質群の発現が上昇して細胞を保護します。

しかし一般的に言われる日本の建設業界や暖房メーカーで使われている用語では、『急激な温度変化によって身体が受ける影響のこと』で正式な医学用語ではありません。

暖かいリビングから冷たい浴室、脱衣室、トイレなど、温度差の大きいところへ移動すると、身体が温度変化にさらされて血圧が急変するため、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすおそれがあります。

そうしたヒートショックの原因となる住環境のリスクを「暖差リスク」と呼び、特に冬は住宅内の温度差が大きくなるため、注意が必要です。
日本の入浴中の急死者数は他の国と比べて高いといわれていて、その理由は浴室と脱衣室の温度差であるとされています。

時期的に寒くなってきて、暖房をかけている人もちらほら。

リビングは暖房をかけますが、トイレやお風呂はあまり暖かくすることはありません。

十分に気をつけてください。

 

 

 

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