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頭痛の種類はいくつかあります。
緊張型頭痛・片頭痛・群発頭痛・脳腫瘍など脳疾患による頭痛・風邪による頭痛など。
数ある頭痛の中に、後頭神経痛というものがあります
この後頭神経痛は後頭部に走行している神経の大後頭神経・小後頭神経に沿って痛みが現れます。
痛みの前兆は特になく、頭の表面、頭皮でズキズキまたはピリピリした痛みを感じます。
痛みの程度は個人差があり、「何もできなくなるような痛み」から「髪の毛を触ると痛い」というものまであります。
通常は後頭部の片側、まれに全体に痛みがでます。
・後頭部の一部や全域がズキズキ・ピリピリ痛い
・目の奥が痛い
・耳の後ろあたりが痛い
・髪をとかすと痛い
・寝癖で逆立っている髪を戻すときのような痛み
このように後頭神経痛は突発的に現れ、原因が思い当たらないまま痛みがなくなることがあります
そして痛みを感じる箇所には、その後違和感を感じることもあります。
後頭神経痛の原因
・後頭神経は頚椎2番、3番から走行する神経(頚神経で、首の上部の神経)で後頭部へは大後頭神経、側頭部で耳の後ろへは小後頭神経が走行します。
後頭神経痛の原因が上部の頚椎(背骨の首の部分)周辺の血管による圧迫の場合が稀にあります。三叉神経痛や舌咽神経痛の場合と同じで痛みの原因が血管に存在します。
・頭をぶつけたなどの外傷によっても神経が傷つき炎症を引き起こすことがあります。
これによっても後頭神経痛が発症します。
・後頭神経は頚椎の上部の神経から走行しているので、首の骨が歪んだり、変形を起こすことによって後頭神経に何かしら刺激を与えてしまいます。
これが原因となって後頭神経痛を引き起こすこともあります。
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あと1ヶ月と少しで梅雨が近づいてジメジメと蒸し暑い時期になってきます
そして梅雨が終わるといよいよ夏がやってきます
夏は連休もあって楽しみな季節の一つですが
その前にこの時期気をつけなければいけないことがあります
それは腰痛です
この時期日中は暑いですが、朝晩はまだまだ冷えます
暑い日中もどこに行っても冷房が入り出しているので体がどうしても冷えがちになってしまいます
毎年この時期になるとぎっくり腰や、そこまで行かなくても腰を押さえながら痛そうに来院される患者さんが多く来られます
普段は腰痛がない方でも来院される患者さんもおられます
なので、元々腰に症状のある方、お仕事や家事など日常生活で腰をよく使われる方は特に注意が必要です
ぎっくり腰になると痛みで動けなくなったり、ひどいと寝込んでしまったりする方もいてるので
この時期は要注意です
インピンジメントとは【衝突】・【挟まる】という意味です
肩関節は”肩甲骨の浅くて小さい凹み”と”その凹みよりも大きい上腕骨頭”が合わさり”肩関節”を構成していますが
骨同士がしっかりはまっているワケではありません。
そのままでは関節がポロって外れてしまいます。
その関節を安定させているものが、筋肉や靭帯、腱です。
一般的にインナーマッスルまたは腱板と言われている棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋が肩関節を包むように存在しています。
また、肩関節には肩峰下滑液包(けんぽうかかつえきほう)という袋が骨と筋肉の間に存在することで、腱板が動きやすいようにクッションのように衝撃を吸収して腱板を保護しています
インピンジメント症候群とは、肩を挙げたり動かすときに腱板や滑液包などが肩関節で”衝突”したり”挟まる”ことで痛みを起こし、それ以上動かすことができなくなる症状の総称です。
インピンジメントには種類があります。
・肩関節で骨に腱板と滑液包な衝突することを
=エクスターナルインピンジメントまたは肩峰下インピンジメント
・肩関節で骨に土手のように付着している関節唇(かんせつしん)が衝突する
=インターナルインピンジメント
これは投球障害肩で最近注目されています。
インピンジメント症候群が起こる原因として考えられるのは
■オーバーユースによる筋の硬化
■胸郭や肩甲骨の動きが悪い
■姿勢の悪化
などが主な要因となります。
ほかにも、
■胸を張ろうとして首にばかり力が入り肩甲骨を寄せられない人
■投球時に肘が下がってしまう人
もインピンジメントを起こしやすいと考えられています
当院ではインピンジメント症候群の治療はもちろん
元プロ野球チームのトレーナーと同じやり方の投球フォームの改善指導も行っています
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早いもので4月も終盤になってきました
来週末からゴールデンウィークが始まりますね!
当院はゴールデンウィークも暦通り診療しております
29・30・3・4・5・7日をお休みとさせていただきます。
29日(土) 休
30日(日) 休
1日(月) 通常通り診療
2日(火) 通常通り診療
3日(水) 休
4日(木) 休
5日(金) 休
6日(土) 通常通り診療
7日(日) 休
よろしくお願いいたします
疲労骨折とは、骨の同一部分に外力が繰り返し加わることで起こる骨折です。
一度にかかる力は強くなくても、何度も続けて力が加わると、金属疲労のようにその部分がモロくなっていきます。
短期的な集中トレーニングで起こることが多く、軽度では細かいヒビが入り重度では完全断裂します。疲労骨折は早期発見と早期治療が大切で、治療を開始するのが1日遅れると完治にその何倍もかかると言われています。
疲労骨折の症状は、初期段階において軽いことも多いので、ついつい無理をして悪化されることも少なくありません。
しかし、しっかりと対策をすれば悪化を防ぐことができます。
ランニングやジャンプなどのスポーツ活動を行うことにより、骨の同じところにストレスが繰り返しかかって内部に微細な骨折を生じる場合があります。
運動を続けていると、それが修復する前に微細な骨折が生じ、ついには骨全体の骨折に至ることがあり、これを疲労骨折といいます。
下腿の脛骨(けいこつ:内スネの骨)や腓骨(ひこつ:外スネの骨)、足部の中足骨や舟状骨(しゅうじょうこつ:足首の骨)によく起こります。
疲労骨折の現れ方
激しいトレーニングをしている運動部の学生や社会人に多く発症します。
明らかな外傷がなく、運動時に局所に著しい痛みを感じる場合は疲労骨折を疑います。
一般の骨折のように、皮下出血や著しい腫脹は伴いませんが、局所は軽度に腫脹を伴い、押さえると痛みを生じます。
中足骨や舟状骨の疲労骨折では足の甲が、脛骨や腓骨の疲労骨折では下腿に痛みが生じます。
疲労骨折は通常の骨折とは異なり、ギプスによる固定を必要としません。疲労骨折の主な治療には、
経過観察
手術
の2つがあります。
経過観察は一見すると、治療には思えないかもしれません。しかし、運動量を少なくした上で経過観察をすることは立派な治療です。つまり、ランニングが原因の疲労骨折を疑えば、ランニングする量を制限することが重要です。そして、経過観察を行えば徐々に症状は軽快し、2~4週程度で症状がほぼ消失します。しかし、中には上記のように症状が消失しない疲労骨折が存在します。そのような疲労骨折を難治性の疲労骨折といいますが、疲労骨折が難治性と診断されると手術が行われることもあります。
ゆっくり休む
まず第一は同じ動作の運動を繰り返し続けないことです。
疲労骨折の症状は、使いすぎで手足が悲鳴をあげているようなものです。運動をしていて普段とは違う感覚があったら勇気を持って休みましょう。筋肉が疲れてきちんと働かないと運動による骨への負担はとても大きくなります。
ただどれだけ休めばよいのかは個人差があり一概には言えません。筋肉と違い骨は鍛えれば鍛えるほど強くなるというわけではないのです。コーチやトレーナと相談をして適切な運動メニューを作り上げるのが大事です。
例えばランナーの場合、心肺機能や代謝を上げるという目的なら走る以外にプールやエアロバイクのような代わりの運動メニューもあります。
骨を丈夫にする
疲労骨折の症状は、骨が健康にも関わらずに起こってしまうものです。筋肉と違って骨は鍛えることが難しいと書きましたが、食事の面で骨を強くしなやかにすることができます。
まずはなんといってもカルシウム、乳製品、小魚、豆製品や小松菜、ひじきなどに多く含まれています。ただカルシウムは吸収性の悪い栄養素です。吸収率の高い乳製品やサプリメントを選んでも良いでしょう。
そしてビタミンDは、カルシウムの吸収を促進して骨を丈夫にする働きを持ちます、カルシウムだけ摂取しても骨は丈夫にならないので意識して摂取しましょう。しらす干しや卵黄、きくらげ、しいたけに多く含まれます。また人の皮膚でも生成されますので屋外での運動も大事です。
そのほかにもカルシウムの吸収を促進する栄養素としては、コラーゲン、ビタミンC、クエン酸、マグネシウムなどがあります。一方で、レトルト食品、スナック菓子、清涼飲料水に多く含まれるりんは、取りすぎるとカルシウムの吸収を阻害してしまいます。
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前腕の橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本の骨のうち、尺骨の骨幹部が単独で骨折することがあります。
尺骨の単独骨折は、尺骨に打撃や転倒による打撲を生じたときに起こる直達性外力によるものが多く
介達性の場合は、転倒して回外位で手をついたときに、上半身が捻れてさらに回外を強制されると、前方へ骨折端が突出する屈曲型の屈曲骨折を生じ
逆に転倒して回内位で手をついたときに、さらに回外が強制されると後方へ骨折端が突出する前方屈曲型の屈曲骨折を生じます。
また、前腕最大回内位で手をついたときに、上半身を捻ってさらに前腕が強く回内を強制された場合
この回内強制により、尺骨は橈骨と衝突し骨折し、また橈骨もその尺骨による衝突で橈骨頭の脱臼を起こすことがあります。
この尺骨の骨折と橈骨頭の脱臼を合併した状態を
【モンテギア脱臼骨折】といいます
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花粉症とは、花粉が体の中に入った時、免疫が花粉を敵とみなして抗体を作ります。
抗体ができた後に再び花粉が体内に入ると、ヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、鼻水やくしゃみなどのアレルギー症状をおこします。
花粉症の発生や症状を抑えるには、花粉の侵入経路である喉や鼻の粘膜を丈夫にしたり、身体の免疫力を高め、抗体や化学物質の発生・増加を抑えることが重要となります。
花粉症を抑える食品
・ヨーグルト
乳酸菌は、腸内環境を整え免疫力を高めることでアレルギー症状の緩和に効果があると言われています。
特に最近では乳酸菌の種類ごとの研究が進み、BB536、フェカリス菌、L-92、KW菌などでアレルギー症状への効果が報告されています。パッケージに書いてあるものもあるのでよく見てみましょう。
・レンコンやトマト、シソ
レンコンやトマトの皮、シソに含まれるポリフェノールの一種
タンニン・ナリンゲニンカルコン・ロズマリン酸などはポリフェノールの1種。
ポリフェノールには抗酸化作用があり炎症を緩和したり、アレルギーを起こす物質の増加を抑制するとされていて、その効果が報告されています。
緑茶や甜茶、べにふうき茶
緑茶などに含まれているカテキンもポリフェノールの1種。くしゃみや鼻水の原因と言われているヒスタミンの増加を抑制します。
甜茶に含まれる甜茶ポリフェノールやべにふうき茶中のメチル化カテキンは、効果が高いと言われ注目されています。
青魚
サンマやサバ、イワシなどの青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のEPAやDHAも、アレルギーの原因となる物質の発生を抑える働きをもっています。アトピーやぜんそくなどにも効果が報告されています。
ただし、EPAやDHAは酸化されやすいため、青魚はできるだけ新鮮なものを選んだり、ビタミンA・C・Eなどの抗酸化物質を合わせて摂るようにしましょう。
緑黄色野菜やうなぎ、レバー
ニンジンやホウレン草、かぼちゃなどの緑黄色野菜やうなぎ、レバーなどにはビタミンAが多く含まれています。
ビタミンAは粘膜を丈夫にして花粉やウイルスの侵入を防ぎます。また、風邪予防や抗酸化作用があります
上手な摂り方
上記に紹介した食品は、花粉症の症状がでる前から継続して摂り続けた方が効果が期待できます。
①毎食ごとに緑茶を飲む
②朝食や間食にヨーグルトを食べる
③ビタミンA・C・Eが豊富な野菜を食べる
④レンコンを調理して作り置きしておく
⑤青魚にシソを薬味として食べる
レンコンは皮ごと食べるのがいいそうです
調理してしまうと意外と皮も気にならないので大丈夫!
全て一気には難しいですが
少しずつ実践していきましょう!
4月も終わりに近付き、花粉の季節もあと少しで落ち着く頃になってきましたが
まだまだくしゃみ・鼻水・鼻づまりで悩まれている方が多いです
花粉を出来るだけ体内に入れないことも重要ですが
栄養バランスの崩れや、加工品・ファストフードなどに偏った食事、生活習慣の乱れは花粉症やアレルギーの症状を悪化させてしまいます。花粉症対策としてだけでなく、日々の健康づくりのためにも、ぜひ一度見直しをしてみましょう。
肉や揚げ物などの食べ過ぎに注意!
近年、低炭水化物ダイエットなどの流行もあり、ごはんなどの主食を減らして、肉などのおかずを多く食べる人が増えています。
しかし、たんぱく質や脂質の摂りすぎは、消化に負担をかけて腸内環境を悪化させたり、体の免疫が過剰反応をおこしたりする原因になります。
また、揚げ物やマーガリン、マヨネーズなどの油に多く含まれるリノール酸は、摂りすぎると炎症を促進します。食事はバランスを大事にし、油脂類は1日当たり大さじ1杯程度を目安にしましょう。
おかずも肉類ばかりに偏らず、魚など様々な種類のおかずをとりいれましょう。
お酒の飲み過ぎや喫煙は悪化の元
健康に害があることはよく耳にすると思いますが、アルコールやタバコは、喉や鼻の粘膜を刺激し、活性酸素を増やして花粉症の症状を悪化させてしまいます。
赤ワインはポリフェノールを含むため、花粉症対策で飲まれている方もいるかもしれませんが、あくまで量には注意しましょう。
外食やインスタント食品ばかりはやめましょう
食事バランスの乱れや、外食やインスタント食品、ファストフードでは身体に必要なビタミンやミネラルが不足しがちになってしまいます。
特に免疫機能を正常に維持するビタミンB6や亜鉛、
抗酸化作用を持ち炎症を抑えるビタミンA・C・Eなどは積極的に摂りいれるといいです
外食では、単品での注文はできるだけ避けて、定食スタイルやサラダセット、小鉢のセットなどを選んだり、野菜増量のメニューを選ぶのがおすすめです。
砂糖の摂りすぎに注意!
東洋医学では、砂糖の摂りすぎは身体を冷やし、血行を悪くして炎症を悪化させると考えられています。甘いお菓子やジュースなどの砂糖がたくさん入っているものは控えめにし、温かいお茶など身体を温める食品を摂りましょう。
花粉症がひどい方は一度食事の面も意識してみてもいいかもしれません
高齢者の骨折は、若年者と違っていつくかの骨折しやすい特徴があります
①【骨に脆弱性がある】
高齢者には骨粗鬆症などの基礎疾患を有している場合が多く、軽微な転倒などでも容易に骨折に至ります。
特に閉経後の女性はホルモンの関係から骨が脆弱化しやすいので注意が必要です。
②骨折の治癒が遅い
子どもの骨折とは異なり、高齢者の骨折では自家矯正力が乏しいので
一度骨折してしまうとなかなか治らず、治療が遷延し、認知症などの症状を悪化させることもあります
③骨折を起こしやすい部位がある
高齢者の骨折には4つの好発部位が存在します
それは、、、
・大腿骨頸部骨折
・上腕骨外科頸骨折
・脊椎圧迫骨折
・橈骨遠位端骨折
です
大腿骨頸部骨折
高齢者に発生する場所で頻度の高いもので容易に発生し、股関節周囲の痛みのために歩行か難しくなります
骨折部位により頸部骨折「内側骨折」と「外側骨折」に分けられます
大腿骨は股関節からすぐのところ(大腿骨頸部)で曲がっています。人間はその曲がった大腿骨で体を支えていまふが、曲がったところは転倒や転落時に外力が集中しやすく、骨折しやすいのです
この骨折は骨粗鬆症で骨が脆くなった高齢者に多発することで有名です
年間10万人が受傷し、多くの方がこの骨折をきっかけに寝たきりや閉じこもりになってしまいました
医学的には病態が大きく異なりますので
関節の中で折れる場合(大腿骨頸部内側骨折)
と関節の外で折れる場合(大腿骨頸部外側骨折)
に分けて考えます。
・内側骨折は骨粗鬆症がある場合。ちょっと脚を捻ったくらいでも発生することがあります。
よくあるのは「高齢者が何日か前から足の付け根を痛がっていたが、ある時急に立てなくなった」というエピソードです。
おそらく立てなくなった時、骨折部でズレが生じたのでしょう。
・外側骨折
内側骨折と違い、明らかな転倒・転落で発生します。
・両者の違い
内側骨折:血液循環が悪いため骨癒合が得られにくいが、関節内での骨折のため周りにスペースがなく内出血が少ない
外側骨折:骨癒合は得やすいが受傷時の外力が大きく、内出血もするため全身状態に影響出やすい
上腕骨外科頸骨折
上腕骨頭と大・小結節を結ぶ線との間の部分を外科頸といい、この部分が骨折することをいいます
上腕骨よ近位部(中枢側)に起こる骨折のなかで、この外科頸部が最も多く骨折しやすくなります。
転倒して手や肘をつくときに起こり、骨折してしまうと近くを走る大血管や神経が骨片(折れた骨の欠片)によって損傷してしまうこともあります
脊椎圧迫骨折
骨粗鬆症になると、尻もちはもちろん、くしゃみや不用意に重いものを持ち上げたりといった、ちょっとしたきっかけで椎体が潰れることがあり、いつの間にか骨折していることもあります
圧迫骨折のときは痛みを感じない人もいますが、激痛が起こる人もいます。
脊椎圧迫骨折の症状は以下の通りです。
(1)鈍い痛みが断続的に続く
(2)起き上がる・立ち上がるときに痛む
(3)長時間座っていると痛む
(4)背骨を軽く叩くと不快な感じがする
(5)脚に痛みが走る
(6)脚に力が入りにくい
(7)寝返りをうつと痛む
(8)仰向けに寝られない
脊椎圧迫骨折を長期間放置しておくと、背中ぎ丸くなる円背が起こったり、身長が縮んだりします
橈骨遠位端部骨折
手のひらをついて転んだり、自転車やバイクに乗っていて転んだりしたときに、前腕の2本の骨のうちの橈骨(とうこつ)が手首のところで折れる骨折です。特に閉経後の中年以降の女性では骨粗鬆症で骨が脆くなっているので、簡単に折れます。
若い人でも高いところから転落して手をついたときや、交通事故などで強い外力が加わると起きます。子どもでは橈骨の手首側の成長軟骨板のところで骨折が起きます。
いずれの場合も、前腕のもう1本である尺骨の先端やその手前の部分が同時に折れる場合もあります。
骨粗鬆症と診断された方は特に気をつけてください
上腕骨顆上骨折とは
上腕骨の遠位部分(体の末端側)にある上腕骨の「顆上部」の骨折
もともと骨が細くなっていることから脆弱な部分といえます
小児や子どもの中でも男女比:2:1の割合で男児に好発し
主に高所からの転落時に手を床につき、肘が反る方向(伸展)に強制された場合に受傷します
上腕骨顆上部は、すぐ近くに神経や血管が走行しているため、折れた骨の転位や腫れの程度によって合併症を招く恐れがあるため注意が必要です
症状は
上腕骨遠位端の内側上顆部と外側上顆部を結ぶ線よりもやや上の顆上部に限局性の圧痛を触れます
また同部を中心に強い腫れや皮下出血が出現します
顆上骨折には「伸展型」と「屈曲型」があり、レントゲン写真で骨折線を横から見た場合
伸展型は前下方から後上方に走行しており、屈曲型の場合は逆に前上方から後下方へ走行しています
転位のある場合伸展型の骨折では中枢骨片が前方に突出し、肘頭(肘の後端)が後方へ偏位ひた変形を生じます。
また、末梢骨片の内側転位と内旋転位(内側に軸回旋)を生ずると、前面から見て、肘関節が内反(内側に沿った形状)して見えます。
一方、屈曲型の骨折では、中枢骨片が後方へ転位し、肘頭よりも上位で後方へ出っ張った骨を触知します。
ただし、屈曲型ら転位が僅かな場合がほとんどです
尚、伸展型で大きな転位がある場合、腫脹が高度で表皮に水泡形成がみられる症例もあります。また、そのような転位のある場合、合併症としてフォルクマン拘縮、内反肘変形、橈骨神経麻痺、正中神経麻痺などが挙げられます
骨折の程度によって分類され
重症度が変わってきます
Gartlandの分類
・Type1:転位が全くないか、ごく軽度のもの
・Type2:折れ曲がっているが、一部の骨皮質に連続性が残っているもの
・Type3:完全に転位してしまっているもの
いずれにしても、顆上骨折はしっかり治さないと合併症の可能性が高いものなので注意が必要です
〒559-0022
大阪市住之江区緑木1-1-2
田中ビル1F
住之江区北加賀屋駅3番出口より徒歩3分
スーパーダイエーさん向かい
受付時間 |
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9:00〜12:00 |
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◯ (8:30〜13:00) |
15:00〜20:00 |
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※日曜・祝日・水・土曜午後は休診です。
※お名前とご希望時間をお伺いしてご予約が完了します。